中国新聞とのバトルで大きな注目を浴びている安芸高田市の石丸伸二市長。
石丸伸二市長の名前が全国的に有名になるきっかけとなったのが「居眠り議員への指摘」ですよね。
その後の市長と市議会の激しいバトルを繰り広げる発端ともなった出来事で、石丸伸二市長の有名な「恥を知れ、恥を!」の発言を引き起こすキッカケともなりました。
ところで、その後この居眠り議員はどうなったのでしょうか?
議員の名前も気になりますし、実は病気で居眠りではなかったと弁明していることも発覚?
安芸高田市の居眠り議員について調査してみました。
そこで今回は、
- 安芸高田市居眠り議員特定!
- 安芸高田市の居眠り議員の名前は?
- 安芸高田市の居眠り議員は実は病気だった?
- 安芸高田市の居眠り議員はその後どうなった?
についてお送りします。
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追記:武岡隆文さんがお亡くなりになりました(詳細はこちら)
安芸高田市居眠り議員特定!
安芸高田市を一躍有名にした石丸市長。
2020年8月に安芸高田市の市長選で初当選し、「市政の改革」を掲げて市長の仕事を始めたのは有名ですよね。
後に市議会議員と激しくバトルを繰り広げていく石丸市長の、最初の議員へ鉄槌は「居眠り指摘」でした。
本日午前、議会の一般質問が行われている中、いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りをする議員が1名。
「市民の関心により生まれる政治の緊張感」が、まだまだまだ足りないという証左なのか。でも、傍聴席は一杯だったしなぁ…。
ここで、市民の皆さんにお返しします!!#安芸高田市 #議会 #居眠り
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) September 25, 2020
ネット上ではこの指摘された居眠り議員が誰なのか検索されていたので調べたところ…特定することができました!
一体居眠りをしている安芸高田市の議員は誰なのか、次で紹介していきます。
安芸高田市の居眠り議員の名前は?
安芸高田市の市長が公開指摘で居眠りが発覚した”居眠り議員”の名前は、武岡隆文さんで特定できました。
引用:安芸高田市市議会議員
武岡隆文さんはもともと安芸高田市の市職員で、2020年4月の市議補欠選で当選した議員さんです。
市職員や地元の方からの人望も厚い真面目な方ということを、安芸高田市の元市議がインタビューで語っています。
とはいえ、武岡議員も早く病気だったことを説明すれば良かったのではないかという気もする。そもそも彼はどんな人物なのか。
安芸高田市役所の元職員です。最後は福祉保健部長として、新型コロナ問題に対応していました。なかなか人望のある真面目な人です。2020年4月に市議補欠選挙があったとき、地域の人から推薦されて出馬、当選を果たしたのです
安芸高田市の居眠り議員は実は病気だった?
安芸高田市の石丸伸二市長が名指しで批判した”居眠り議員”と特定された武岡隆文さん。
実は「睡眠時無呼吸症候群」という病気で、議会で居眠りをした時には無症候性脳梗塞(軽い脳梗塞)を引き起こしていたと説明し、市長や議会に医師の診断書も提出しています。
しかし、不可解な点を感じて説明を求める石丸伸二市長の訴えには「答えません」と主張。
その後の現在も問題解決には至っていません。
引用:HOME広島NEWS掲載 安芸高田市の”居眠り議員”こと武岡隆文議員
居眠り議員の居眠りは病気が原因?
安芸高田市の居眠り議員として特定されてしまった武岡隆文さん。
実はこの「睡眠時無呼吸症候群」という病気は、武岡隆文さんの隣の席の議員さんが居眠り時に違和感を感じて指摘したことでその後病院で検査を受けることにつながり判明したそうです。
令和2年9月25日(金)の議会中に、武岡議員は途中から周りの景色がぼんやりとしはじめ、その後は記憶にないとのことでした。本人が後から聞いた話として、まず、隣席の同僚議員が異常に気付き、とりわけ隣の新田議員は数度にわたり武岡議員を押して起こそうとしましたが、全く反応がなかったようです。
そして、その後しばらくして武岡議員が意識を回復したとのことでした。同僚議員からは、あれは単なる居眠りではなく、病的状況と感じたとの指摘を受けた為、家に帰って奥様に相談し、病院で精密検査を受けることにしました。
武岡隆文さんは医師の診断書を石丸伸二市長に提出し、その後安芸高田市の市議たちにも同様に診断書を提出。
しかし、病院名等の一部が黒塗りになっていたり、そもそも病気なら市議を続けるべきではないとの指摘もあったことから解決の糸口にはなりませんでした。
ネット上でも「議員の仕事に差し支えるほどの症状があるのなら議員を続けるのは不適切では?」との意見も。
居眠り議員は市長の問いかけに応えない
石丸伸二市長は居眠り議員こと武岡隆文さんの診断書に対して不可解に思う点があり、病気についての詳しい説明を求めました。
しかし武岡隆文さんや安芸高田市の議会は、「説明の必要はない」と説明を拒否。
この双方譲らない態度が今も平行線のまま続いているので、2023年現在も和解・解決には至っていないようです。
#安芸高田市 の #議会 が混乱した原因は、武岡隆文議員の居眠りです。
当人は「病気が原因となる意識の喪失」と釈明していますが、判然としないため問い質すと、議会は説明を拒み、今に至ります。
説明責任を果たすのは、政治家の何よりも大事な仕事です。https://t.co/PlAgb53Fhr#居眠り議員
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) June 3, 2022
石丸伸二市長からすればいつまでたってもスッキリする説明が果たされないまま現在に至るので、納得できないのも理解できますよね。
引用:RCC NEWS掲載 安芸高田市の”居眠り議員”と特定された武岡隆文議員
石丸伸二市長は、「いけないことをしたという認識があったのなら”すみません、うっかり寝てしまいました”と謝ればいいだけ」とインタビューで答えています。
武岡隆文さんも30歳近くも歳下の市長に指摘されて特定されたことが許せなかったのかもしれませんが、病気が本当ならしっかりと議会で説明すべきです。
また、仮に本当にただの居眠りだったのなら「ごめんなさい」と謝ればよかっただけなのでは?と思ってしまいますよね。
安芸高田市の居眠り議員はその後どうなった?
2020年9月25日の石丸伸二市長のTwitterで公開指摘されて名前まで特定された居眠り議員こと、武岡隆文議員。
その後どうなったのか調べたところ、石丸伸二市長がTwitterにて公表した後すぐに石丸伸二市長にメールで謝罪をしたそうです。
同年11月に行なわれた安芸高田市市議選では再選を果たし、2023年8月現在も安芸高田市の市議会議員を続けています。
名前まで即特定されたようで、当時SNS上で大変な非難を浴びたんだとか…
石丸伸二市長と市議会との対立の発端はこの居眠り議員騒動と言われていて、「恥を知れ、恥を!」の言葉もこの出来事が発端となって生まれているようです。
ちなみに、石丸伸二市長は現在も別の居眠り議員と闘い続けているようです(笑)
安芸高田市の居眠り議員は即謝罪していた
安芸高田市の居眠り議員と特定された武岡隆文さんは、石丸伸二市長がTwitterにて居眠り議員がいることを指摘した2日後の2020年9月27日にメールで謝罪をしていたことがわかっています。
どうやらSNS等で即名前が特定されたため、ネット上で激しいバッシングを受けたようです。
9月25日、市議会本会議で居眠りした武岡議員を石丸市長がツイッターに投稿。2日後、武岡議員は石丸市長に謝罪のメールを送った。
ただ居眠り議員は、この謝罪の後に病院で受けたMRI精密検査で病気で意識を失っていたという医師の診断が下ったとも弁明しています。
武岡議員とのやり取りは画像の通りです(なお、私人に関わる部分は消しています)。
明日11/7(土)午前7時の時点で反応がない場合、「当該議員に説明の意思がない」というのが結論になります。
>前半 pic.twitter.com/JRpFnikxfi
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) November 6, 2020
安芸高田市の居眠り議員は今も議員をしている
安芸高田市の居眠り議員と特定された武岡隆文さんは、2020年11月に行なわれた安芸高田市市議選で見事に再選。
2023年10月現在も安芸高田市の議員を務めています。
居眠り議員こと武岡隆文さんは、実はかなり真面目な人物でかなり人望が厚かったんだとか。「病気で批判されて可哀想」ということで再選できたのでしょうか…?
安芸高田市の「市政ネット」のブログによれば、居眠り議員と特定された以降、武岡隆文さんは一度も居眠りはしていないようです。
尚、この病気については、現在も治療を続けておられますが、その後は居眠りなど一切していないとのことです。
安芸高田市の居眠り議員を批判するなという全協
石丸伸二市長がTwitterで”居眠り議員公開指摘”を行ったことに対し、安芸高田市の市議会全員協議会(全協)は市長を呼び出しを受けました。
その際に一部の市議から、「議会の批判をするな、敵に回すなら政策に反対するぞ」と石丸伸二市長は恫喝めいたを批判されたんだとか。
石丸伸二市長は「これは恫喝だ」と受け止め、またこれもTwitterにて公開しています。
昨日、定例会後に議会から異例の呼び出しを受けました。居眠り事件について話がある、と。
数名から、議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫喝?あり。
これが普通かどうかわかりませんが、実態なのは確かです。#安芸高田市 #議会
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) September 30, 2020
居眠り行為を指摘しているだけの石丸伸二市長に対し、これは少しあんまりなのではないでしょうか…?
その後も、この恫喝してきた議員とのバトルは弁護士を交えて続いているようです。
石丸市長は別の居眠り市議と今も戦っている
石丸市長は2020年に指摘した居眠り議員以外にも、その後の現在も別の居眠り市議と戦っています。
安芸高田市の居眠り議員率はなかなか高めなようですね…(笑)
本日の予算委員会で「居眠りが疑われる議員を注意して下さい」と委員長へ伝えた結果、当の本人である先川和幸議員は「目を閉じとって何が悪いんだ」と主張されました。
議員をしっかりと監視・評価しなければ、政治は機能不全に陥ります。皆さん、ぜひ議会に関心を持って下さい。#安芸高田市 #議会
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) June 13, 2023
追記:武岡隆文さんがお亡くなりになりました
2024年1月30日に、安芸高田市議・武岡隆文さんがお亡くなりになられたことがわかりました。
まとめ
今回は「安芸高田市の居眠り議員のその後は?名前や実は病気だった?」と題してお送りしました。
安芸高田市(あきたかたし)の居眠り議員は、武岡隆文さんという方です。
石丸伸二市長がTwitterにて武岡隆文さんの居眠りを「公開指摘」した2日後、即謝罪していることが分かりました。
しかしその後、武岡隆文さんは「睡眠時無呼吸症候群」で議会で居眠りをしてしまったのは病気のせいで軽い脳梗塞を起こしていたと弁明。
石丸伸二市長や議会に対して診断書を提出するものの、黒塗りの部分があったり説明をしっかり果たしていないことがまた問題として指摘されています。