宝塚歌劇団の宙組でおこなわれた、大手弁護士事務所の「外部調査チーム」によるヒアリング。
この調査報告が11月14日に生放送会見で明らかになったのですが、なんとヒアリングを拒否した4人の存在が明らかになってネット上では「誰？拒否とかあり得ない！」と大炎上しています。
宙組に行なわれたヒアリングを拒否した4人とは一体誰だったのでしょうか？
週刊誌の報道では上級生のパワハラ・いじめが実名をあげて大きく報道されていますが、このいじめの加害者とされる人物とヒアリングを拒否したのは同一人物なのかも気になるところです。
またヒアリング自体もかなりずさんだったという内部告発も…？
そこで今回は、
- 宝塚宙組ヒアリング拒否4人は誰？
- 宝塚宙組ヒアリング拒否4人はいじめ加害者と一致か？
と題してお送りします。
宝塚宙組ヒアリング拒否4人は誰？
宝塚歌劇団の宙組でおこなわれた大手弁護士事務所の「外部調査チーム」によるヒアリング。
宙組在籍62人・元団員1人におこなわれ、ヒアリング時間は1人当たり1～2時間だったそうです。
しかし、なぜか4人のヒアリング拒否者が出たようで、ネット上では「この拒否者4人って誰？いじめの加害者と一致してるんじゃないの？何で公表しないの？」とさまざまな憶測を呼んでいます。
ネット上ではヒアリングを辞退した4人は宙組の幹部生徒では？と推測されています。
調査については宙組62人、元団員1人などに、１人当たり最短35分、最長6時間9分（複数回実施の合計）で、多数は1時間かた2時間程度だったと説明。宙組の4人はヒアリングを辞退したといい、その理由については「差し控える」とした。
ネット上では宙組のヒアリング拒否の4人の名前が憶測で次々とあがっている状況です。
ヒアリング拒否は宝塚宙組の幹部？
宙組ヒアリング調査結果を報じたYahoo!ニュースの記事には、拒否した4人は誰なのかと推測するコメントが相次いでいて、中でも「4人は宙組幹部レベルの人物」というコメントが多々見うけられます。
宙組の4人はヒアリングを辞退したといい、その理由については「差し控える」とした。そこが問題の要であるはず。もしこの4人が報道されている方々なら宙組幹部と言ってもいい立場の方々もいる。それなのに亡くなられた方の調査に協力しないとはどういう事？
文春が報じた転落事故で亡くなられた方は「上級生からいじめを受けていた」とあります。ヒアリングを拒否した4人が宙組幹部レベルの人間という推測もあながち可能性は高そう…？
ヒアリングで話さないということは、話すと自分に都合が悪いことがあると受け取られても仕方ないですよね。
宝塚宙組実施のヒアリングって？
これまでは宝塚の内部でいじめ問題の調査が行われていましたが、事態がおおきくなったことを受けて、宝塚とは一切の接点がない大手弁護士事務所の外部調査チームにいじめ調査の依頼をしました。
その外部調査チームが宙組関係生徒に対しておこなったのが「ヒアリング（いじめ問題の聞き取り調査）」でした。
劇団や親会社である阪急阪神ホールディングスとは一切接点のない外部調査チームのヒアリングということもあり、いじめ問題に進展がみられるかと思いきや…
「いじめは見当たりませんでした」
「4人がヒアリングを拒否しました（誰かは公表を差し控えます）」
という衝撃的に見当はずれな調査結果が出てきたため、世間では「何のためにやったヒアリングだったんだ」と非難を浴びているようです。
ヒアリングは拒否できるの？
そもそも論なのですが、今回亡くなった方が出るほどに大事になった宝塚のいじめ問題。
その原因究明のためのヒアリングって拒否できるものなのでしょうか…？
ヤフー知恵袋には「宙組組長が組の意向としてヒアリングを拒否したのでは？」と推測している方も。
外部調査チームのヒアリングが行われる事を
劇団はまず組長に伝えた事と当然思います。
そうしたら、今回の事件で動揺してる組子の精神状態を心配をして
それは拒否できるものですか？と確認したのでしょう。
そこで出来ると答えもらったので
組の全体ミーティングで組長が
「組の方針としてヒアリングは拒否します。私はあなたたちを守ります。」
それに賛同した人は拒否しましたが、造反者があまりに大量だったのでしょう。
つまり、その意向に沿ったのがヒアリングを拒否した4人ということになりますね。ただ、ネット上ではそんなぬるい調査体制じゃダメだろ！という厳しい指摘も。
ヒアリングを拒否できるような緩い調査で実際4人も拒否しているのに「パワハラ」「いじめ」はなかったと結論出しちゃうのはどうなの。調査した弁護士も会見に同席すべきだと思う。
— モリパー (@moripaaa) November 14, 2023
ちなみに、現在の宝塚宙組組長は松風輝（まつかぜあきら）さんです。
引用：Xより 松風輝
宝塚宙組のヒアリングは”ずさんだった”
宝塚の宙組在籍性に対するヒアリング調査は実はかなりずさんだった可能性が高いと、宙組のヒアリングを受けた生徒粗の告発で明らかになりました。
そのため、ヒアリング拒否することも可能だったのでは？と推測することができますね。
- 聞き取り調査をした弁護士は名刺を渡さない
- 他の組のヒアリングは80人が1日で終わった
生徒たちからは疑問の声が噴出している。「弁護士は名刺も渡さず、名前すら名乗ってくれない。ある生徒が『名刺をいただけますか』と聞いたところ『劇団の然るべき窓口に連絡してください』と拒否された。そのため、劇団が用意した弁護士の調査は『結論有りきなのでは』と生徒たちの間で不信感が生まれています。また、他組でもヒアリングが行われましたが、約80人の組子がいるにもかかわらず1日で終了するというお粗末なものだったそう」（宙組関係者）
メディアに出演する機会の多い紀藤正樹弁護士、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士もヒアリングのやり方には疑問を投げかけています。
- 紀藤正樹弁護士
「関係者が事情を聞くのを拒否でき、なのに『いじめは確認できなかった』との報告。調査と報告が中立的か疑問が残る」と、私見をつづった。
- 若狭勝弁護士
今回の調査チームというのは1つの大きな事務所の弁護士が調査委員になっている。これは結構問題とされていまして、普通はいろんな事務所や公認会計士、あるいは精神科医とかのいろんな観点でメンバーを集めるのが公正らしさを担保する1つの大きな手立て
宝塚宙組ヒアリング拒否4人はいじめ加害者と一致か？
週刊誌の報道ではマンションからの転落事故でお亡くなりになった方は宝塚103期生とあり、原因は上級生からのいじめが主な原因だったか。
宙組の92期生から102期生までを調べたら以下のような結果に。
今回ヒアリングを拒否したのは先輩と特定されているわけではありませんが、転落事故は上級生からのいじめが大きくかかわっていることはあきらかなので、もしかしたらこの中にヒアリングを拒否した4人の方がいるかもしれませんね。
- 宙組男役
- 松風輝（92期生・組長）
- 芹香斗亜（93期生・男役トップスター）
- 桜木みなと（95期生）
- 秋奈るい（97期生）
- 瑠風輝（98期生）
- 若翔りつ（99期生）
- 勇希しおん（100期生）
- 鷹翔千空（101期生）
- 真奈瀬みら（101期生）
- 雪輝れんや（101期生）
- 風色日向（102期生）
- 凰海るの（102期生）
- 輝ゆう（102期生）
- 宙組娘役
- 花菱りず（97期生）
- 小春乃さよ（98期生）
- 天彩峰里（100期生）
- 湖々さくら（101期生）
- 水音志保（101期生）
- 花宮沙羅（102期生）
- 春乃さくら（102期生・娘役トップスター）
- 夢風咲也花（102期生）
ただし、「本当に精神的なことが関係してヒアリングで話すことを拒んだのでは？」との意見もありますので、上級生の報復を恐れた下級生が拒否した可能性も十分にあり得ます。
なんでヒアリング拒否した宙組生4人が当該の上級生だって決めつけるんだろうね。加害者が拒否したっていうなら、報道の通りなら5人になるだろうが。
精神的な理由で当時のことを話せない人もいるかもしれないだろ。— ムーコ (@Zunmadonotami) November 14, 2023
ヒアリング拒否した4人に対する世間の声
宝塚宙組のヒアリングを拒否した4人に対し、世間からは「誰なの？」と追及する厳しい声が上がっています。
後ろめたい事が無いならヒアリングを拒否する必要も無い筈ですが・・宙組の４人には答えたくない不都合な事があるんですね。にしても内部調査ならともかく外部の調査チームが尻込みするとは情け無い話です。
— 髙野洋史 (@wQkVOkEkwNvJx6O) November 14, 2023
人間の死にかかわる調査に対して「話さない」のは「話すと自分に都合が悪いことを言わざるをえないから」だと社会的には理解されます。https://t.co/n9myQyVpU5
— 烏賀陽（うがや）弘道 (@ugaya) November 14, 2023
宙組4人のヒアリング拒否、これ今知った。
これは酷い、
やってたと思われても仕方ないくらいこの事実は大きいと思う。
ビッグモーターよりきな臭い組織やな宝塚— ひーひーやん (@fOZKhvUfBZlNqrn) November 14, 2023
いじめの加害者がヒアリングを拒否したのか、それとも宙組の生徒で事件があまりにもショックで話すことができないのか、それとも真実を語ると上級生からの報復を恐れた下級生なのか…
誰がヒアリングを拒否したのかは現時点では不明ですが、お亡くなりになった団員の方のためにも、1日も早い真相が明らかになることを望みたいですね。
今後再度宝塚宙組はヒアリングをする？
おそらくですが、今後ヒアリング調査が行われる可能性は低いのではないでしょうか。
実は2023年9月末に宙組の生徒の転落事故がある以前から、宝塚では独自に生徒に対していじめ問題のヒアリングがおこなっていたようです。
そして事故を受けて外部の調査チームがおこなったのが今回のヒアリングでしたので、何度も何度も同じ内容を聞き取りするヒアリングを行うのは可能性は低いように感じます。
現在、宙組以外の組も宝塚のプロデューサーからヒアリング調査がおこなわれているようですが…「本当のことなんて話せるわけない」「圧力を感じる」と、多くの生徒から異論をとなえているみたい。
現在、宙組以外の生徒に対しては、主にプロデューサーが聞き取りを行っているが、多くの生徒から異論が出ている。
「その席でプロデューサーから『悩みはないか』と聞かれましたが、配役などに影響力を持つプロデューサーに対し、上級生や劇団の理不尽なことも話していいのか。しかも、理事長や組長が同席することもある。下級生たちの多くは圧力を感じ、『形ばかりのヒアリングだろう』と話しています」（雪組の生徒）
ただ、世間では「今回のヒアリングはあり得ない！」という世論が高まっているので、もしかしたら別の調査チームによるヒアリングがおこなわれる可能性もあるかもしれません。
まとめ
今回は「宝塚宙組ヒアリング拒否4人は誰？いじめ加害者と一致か？」と題してお送りしました。
宝塚歌劇団の宙組でおこなわれた大手弁護士事務所の「外部調査チーム」によるヒアリングでは、宙組在籍62人・元団員1人におこなわれ、ヒアリング時間は1人当たり1～2時間でした。
しかし、なぜか4人のヒアリング拒否者が出たようで、ネット上では「この拒否者4人って誰？いじめの加害者と一致してるんじゃないの？何で公表しないの？」とさまざまな憶測を呼んでいます。
またこのヒアリング自体が「ずさんだった」との内部告発もあります。
ネット上ではヒアリングを辞退した4人は宙組の幹部生徒と推測されていて、一部の憶測では文春の報道にあったパワハラいじめの課題社と一致しているのでは？ともいわれています。
ただ、確定的な報道がないためあくまですべて推測の域となっています。
