旧統一教会問題で珍回答を連発していた山際大志郎経済再生相がついに事実上の更迭という形で辞任されました。
珍回答が目立って「あいつ大丈夫？」と思われていた山際大志郎経済再生相ですが、実は過去に獣医師として医療の現場に立ち、動物病院を経営していた経営者だったということはご存じでしょうか？
意外過ぎる過去ですが、実はその動物病院経営に関連したことでもやらかしてしまっていたことが判明！
一体山際大志郎経済再生相が何をやっちゃったのか気になりますよね！
そこで今回は、
- 山際大志郎は動物病院経営者！
- 山際大志郎はの元獣医師！
- 山際大志郎のペット関連企業株問題がヤバい！
についてお送りします。
山際大志郎は動物病院経営者！
旧統一教会問題で10月24日に辞任をした山際大志郎経済再生相は、実は大臣職を受けるまでは動物病院を経営する経営者でした。
山際大志郎経済再生相の経営する動物病院は『王禅寺ペットクリニック』で、神奈川県川崎市に4院の動物病院をかまえています。
引用：山際大志郎経済再生相Facebookより
山際大志郎の経営する動物病院①『王禅寺ペットクリニック』
10月24日に辞任をした山際大志郎経済再生相は、2003年の衆院選で初当選して政界入りする前は獣医師として動物病院を経営していました。
山際大志郎の経営する動物病院『王禅寺(おぜんじ)ペットクリニック』は神奈川県川崎市に4店舗あります。
- 本院
- 新百合ヶ丘病院
- 禅寺丸ペットクリニック
- 予防注射と猫の診察室
山際大志郎経済再生相は大学院卒業後、2000年に友人と共同で神奈川県川崎市内に動物病院『王禅寺ペットクリニック』を開業しました。
山際大志郎経済再生は2012年に大臣政務官就任するまでの約12年間、こちらの動物病院の取締役として経営に携わっていたようですね。
山際大志郎が経営する動物病院②『ペット医療センター』
10月24日に辞任をした山際大志郎経済再生相は、大学の後輩から依頼を受けて神奈川県横浜市内に『ペット医療センター』という動物病院を開院しています。
このことについては共同で動物病院を開院させた獣医師がインタビューで語っています。
「山際氏は大学時代の先輩です。山際氏はすでに友人と共同で動物病院を開業しており、動物病院の立ち上げにあたり、経験者である山際氏と一緒にやれたら心強いと考えて、 参画してもらいました。退職は本人からの申し出です」
引用：ヤフーニュース掲載 山際大志郎経済再生相の動物病院経営実態
おそらくこの病院は『ペット医療センター』のことを指しています。
この動物病院『ペット医療センター』の開院時期を調べると2002年と出てきます。
『王禅寺ペットクリニック』開院の2年後ということになりますね。
ネットでこちらの『ペット医療センター』動物病院を検索すると、院長先生はこちらの方が出てきました。
山根 哲也
引用：日本動物高度医療センター 連携病院紹介
さらにこの「山根哲也獣医師」を調べてみると、Facebookの学歴に「山口大学 獣医学科」と記載されていました。
山際大志郎経済再生相の出身大学も「 山口大学農学部獣医学科」とWikipediaに掲載されていることから、週刊文春の報道と一致します。
このことから、山際大志郎経済再生は山根哲也獣医師が運営する『ペット医療センター』の経営にも携わっていた可能性が高いと予想します。
山際大志郎経済再生は2012年に大臣政務官就任するまでの約10年間、こちらの動物病院の取締役として経営に携わっていたようですね。
山際大志郎は元獣医師！
10月24日に辞任した山際大志郎経済再生相は、政治家になる前は動物病院を経営していましたが、実は獣医師として医療の現場に携わっていた過去もお持ちです。
山際大志郎経済再生相は神奈川県立湘南高等学校を卒業後、山口大学農学部獣医学科に入学します。
そして大学卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程に進学。
1999年に獣医学の博士号を取得後は、国立東京大学附属動物医療センターで獣医師として勤務します。
当時山際大志郎経済再生相とともに国立東京大学附属動物医療センターで獣医師として勤務していた先生が当時の写真を掲載しているものを発見！
こちらが獣医師時代の山際大志郎経済再生相の画像です。
引用：まるやま動物病院HPより
おそらく右端の男性が山際大志郎経済再生相と思われます。優しそうなイケメンって感じですね！
また山際大志郎経済再生相は、大臣就任後は兼業禁止規定から仕事としては動物病院の経営等には携われませんが、『一般社団法人Team HOPE』の特別顧問として動物に関わるお仕事をされていたようです。
山際大志郎のペット関連企業株問題がヤバい！
10月24日に辞任した山際大志郎経済再生相は、かつては獣医師として現場に立ち、また動物病院の経営にも携わる経営者でした。
2012年の第2次安倍内閣で内閣府大臣政務官に任命されたことで、兼業禁止規定から動物病院の経営からは退陣しましたが、保有する株式はそのままになっていたようです。
その申告がなかったことが大臣規定違反だと週刊誌に大きく報道されました。
旧統一教会問題では後出しじゃんけんのように次々に旧統一教会との関係が明らかになった行為が不信感を招いていましたが、まさか全く別方面でも同じように後出しじゃんけんで不都合なことがバレてしまったんですね。
週刊文春が報じた山際大志郎のペット関連企業株「後出しじゃんけん」
10月24日に辞任した山際大志郎経済再生相は、自身が経営に携わっていた動物病院の企業株保有の未申告を週刊文春によってすっぱ抜かれてしまいました。
山際大志郎経済再生相（54）が、ペット関連企業の保有株式を昨年発表した閣僚の資産公開資料に記載せず、大臣規範に違反していることが「週刊文春」の取材でわかった。
山際氏を巡っては、不動産関連会社「21世紀株式会社」（160株）と、動物病院を運営する「有限会社オルカ」（3000株）の保有株式について、閣僚の資産公開資料に記載していなかったことが発覚し、訂正している。今回、新たに資産公開資料に記載していなかったことが判明したのは、「オルカ」と同様に、動物病院を運営する「有限会社くじら」の保有株式30株だ。
- 有限会社オルカ：「王禅寺ペットクリニック」を経営する会社
- 有限会社くじら：「ペット医療センター」を経営する会社
1回ならまだしも、2回も後出しじゃんけんでバレちゃったんですね(笑)
この件に関して山際大志郎経済再生相は、
「退任と同時に株式に関しても整理されているとの認識でしたが、今回ご指摘で確認したところ、同社の株式 30株を保有したままとなっていました。 ただし、退任以降、金銭の授受は一切ありません」
山際氏は横浜市の有限会社の株式30株を保有。取締役を務めていたが、2012年、第2次安倍内閣での内閣府政務官就任に伴って辞任し、その際に株式も整理されたと思い込んでいたという。
引用：ヤフーニュース掲載 山際大志の動物病院関連株の未申告問題
と答えています。
「確認して初めて知りました、ちゃんとやったと思い込んでいました。でもお金はもらってないから大丈夫です」
ともとれる発言は政治家としてツメが甘すぎますし、お金はもらってないから大丈夫です的な認識はちょっと理解できません…(笑)
申告漏れが多すぎてそりゃ辞任に追い込まれるのも仕方ないですよね
大臣規範は過去のリクルート事件の反省をもとに、たとえ未公開株であっても不正取引が行われないように報告を義務付けた閣僚同士の決まりです。
未公開だから黙っていればバレない、という甘いことは通用しないんですね。
ネット上でも「また虚偽報告かよ！」と叩かれています。
✴️辞任する山際大臣は資産公開でも虚偽報告で規範違反をしていました。
山際大志郎大臣に再び大臣規範違反が発覚 ペット関連企業株を報告せず | 文春オンライン
— 緑の地球☘️STOP改憲 (@kzu9868) October 24, 2022
新たに発覚した「有限会社くじら」の保有株式30株に関してはどのような「珍回答」を繰り広げるのか、ある意味楽しみですね(笑)
まとめ
今回は「山際大志郎は動物病院経営の元獣医師！ペット関連企業株問題がヤバい！」と題してお送りしました。
旧統一教会問題で珍発言を繰り返し、辞任に追いやられた山際大志郎経済再生相。
実は大臣職就任以前は獣医師として医療の現場に立ち、また複数の動物病院経営に携わる経営者でした。
自身が経営に携わっていた動物病院を運営する会社の未公開株を保有していた山際大志郎経済再生相ですが、なんと申告義務があるにもかかわらず、未申告だったために今回週刊文春によってすっぱ抜かれてしまいました。
申告が駄々洩れすぎる山際大志郎経済再生相ですが、今後も議員は続けていくとのこと。
元経営者であれば今回世間に不信感を抱かせた「後出しじゃんけん報告」は今後絶対ないようにきちんとしていただきたいですよね。
