市の職員に対してパワハラ発言で報道されている福岡県宮若市長の塩川秀敏(しおかわひでとし)さん。
これまでどんな経歴を歩んできたのか調べたところ、高校教諭教師として長い間教師を勤めた後、かなりの長い期間の苦労を経て政治家の道に入ったことが判明しました。
塩川秀敏さんは高校教諭時代や政治家になってからはどんな道を歩んでいたのかが気になりますね!
また、塩川秀敏さんを調べていくと剣道の腕前が達人級ということも判明。
塩川秀敏さんの高校教諭時代~政治家と歩んできた人生の道のり、また剣道の腕前について調査していきます。
そこで今回は、
- 塩川秀敏は高校教諭から政治家になった
- 塩川秀敏の剣道の腕前がすごすぎた!
についてお送りします。
塩川秀敏は高校教諭から政治家になった
福岡県宮若市長の塩川秀敏さんの経歴はみると、高校教諭から政治家になった異色の経歴をお持ちです。
- 昭和51年4月~平成6年12月:福岡県内の公立高校で教師をつとめる
- 平成12年12月~平成18年2月:旧宮田町教育委員をつとめる
- 平成19年4月:福岡県議会議員就任
- 平成23年4月:福岡県議会議員2期目就任
- 平成27年4月:福岡県議会議員3期目就任
- 平成31年4月:福岡県議会議員4期目就任
- 令和 3年5月:福岡県議会議員を辞任
- 令和 4年3月:福岡県宮若市長選挙に出馬し、初当選
参照:宮若市公式サイトより
引用:西日本新聞より 塩川秀敏
ではここからは、塩川秀敏さんの経歴を高校教諭時代、政治家になってからの2つにわけて詳しく見ていきましょう!
塩川秀敏の高校教諭時代
福岡宮若市長の塩川秀敏さんは大学卒業後、1976年(昭和51年)から福岡県内の公立高校教諭として19年間勤めてきました。
これまでに教師として赴任した高校はこちらです。
- 昭和51年4月~昭和57年3月
福岡県立山門高等学校 - 昭和57年4月~昭和63年3月
福岡県立福岡高等学校 - 昭和63年4月~平成6年12月
福岡県立直方高等学校
教師時代は生徒に人気があったようで、Facebookの投稿コメントでは政治家になった現在も応援している生徒の声が見つかっています。
私達英語コースは先生なしでは想い出が語れないほど…(笑) これからもご活躍期待しています❗
体育コースで先生の授業がなつかしいです。
先生お元気そうで♪ずっーと応援してます!
引用:塩川秀敏Facebookより
塩川秀敏さんは1994年12月に福岡県立直方高等学校を退職し、自民党の麻生太郎さんより要請を受け、教師から政治家へと転身することを決意します。
麻生太郎さんは宮若市の隣の飯塚市出身ですから、かねてより親交があったのかもしれませんね。
引用:塩川秀敏後援会サイトより
塩川秀敏の政治家経歴①浪人~福岡県議会議員時代
塩川秀敏さんは1997年4月・1999年4月に行なわれた福岡県議会選挙に挑戦しますが、残念ながらこの時は落選してしまいました。
2000年からの約5年間は福岡県議会選挙に出馬するのを一旦やめ、福岡県の旧宮田町の教育委員会で仕事をされ、その後3度目の正直で2007年に福岡県議会選挙に無所属で立候補。
見事に初当選をはたし、4期14年福岡県議会議員をつとめました。
高校教諭を辞めてから約13年後にようやく初当選を果たしたということで、塩川秀敏さんは諦めることを知らない驚異のメンタルの持ち主であることがわかりますね!
塩川秀敏の浪人時代
塩川秀敏さんは1997年4月・1999年4月に行なわれた福岡県議会選挙に挑戦しますが、残念ながらこの2回の選挙では落選してしまいます。
2000年からの約5年間は福岡県議会選挙に出馬するのを一旦やめ、福岡県の旧宮田町の教育委員会で仕事をすることに。
教育委員会の仕事以外にも、九州大学教育学部非常勤講師、不登校児の全寮制塾(フリースクール)の塾長としても活躍し、教師の経歴を生かして教育に関わるさまざまな分野で幅広く活動されました。
自民党の麻生太郎さんから出馬要請があり、高校教諭を辞めてまで出馬した選挙に2回も落選してしまったことはかなりショックだったでしょうね…。
福岡県議会議員に当選
塩川秀敏さんは高校教諭を辞めて13年後、2007年に3度目の正直で福岡県議会選挙に無所属で立候補して、悲願の初当選を果たします。
晴れて13年越しの願いが叶い、福岡県議会議員の経歴をスタートさせます。
その後は4期連続で福岡県議会に当選し。
合計で4期14年間の長きにわたって福岡県議会議員をつとめ、2015年には自民党公認を受けて自民党福岡県支部連合会総務副会長などの役職を経験しました。
その後塩川秀敏さんは2022年に行なわれる福岡県宮若市長選挙に出馬するため、2021年5月に福岡県議会議員を辞任します。
塩川秀敏の政治家経歴②福岡県宮若市長
塩川秀敏さんは2022年に行なわれた宮若市長選に立候補して、4期務めた当時の現職市長・有吉哲信さんを破って見事に初当選を果たします。
塩川秀敏さんの宮若市長としての政策は「ハード(ものづくり)からソフト(ひとづくり)」を合言葉に幅広い政策目標を掲げ、特に選挙戦では子育て支援に力をいれていくことを宣言。
高校教諭の経歴も相まって子育て世帯からの支持が高かったようですが、2023年11月に市の職員からパワハラで訴えられてしまいます。
福岡県宮若市長に当選
塩川秀敏さんは2022年に行なわれた宮若市長選に立候補し、4期務めた当時の現職市長・有吉哲信さんを破って見事に初当選を果たして宮若市長としての経歴をスタートさせます。
2022年福岡県宮若市長選挙・選挙結果
- 投票日:2022年3月13日
- 有権者数:22,427人
- 投票率:62.58%
- 得票率:
■塩川秀敏(無所属)7495票/53%
■有吉哲信 (自民、立憲、国民推薦)6230票/44%
引用:塩川秀敏Facebook
なんと塩川秀敏さんが出馬した市長選は過去最高の投票率だったそうで、塩川秀敏さんの市民からの関心度、支持の高さがよくわかります。
若宮市長としての政策は子育て重視
塩川秀敏さんは若宮市長として幅広い政策を訴えていますが、中でも子育て世帯を大事にした政策を選挙戦から公約として掲げています。
おそらくですが、高校教諭としての経験から、子供に関する政策を重要視されているのではないでしょうか。
塩川秀敏さんは「0~2歳までの保育料無償化」「給食費の無償化」など、子育て世帯に直結する支援を打ち出していたことから若い世代を中心に人気が高いと考えます。
また、給料一部返上といった公約も掲げていた姿勢も若い世代から好感を得ているようです。
引用:塩川秀敏Facebook
\塩川秀敏が掲げる政策はこちら/
塩川秀敏が掲げる政策
- コロナ対策:感染拡大防止のまち
- 人権尊重:誰一人取り残さない、みんな輝く、住み続けたいまち
- 自然と共生:自然と水を守る環境保全、循環型のまち
- 生活環境:安全安心、便利で住みやすい定住人口増加のまち
- 農林業:誇る食と農 担い手育成・生産基盤確立のまち
- 商工業:企業が元気で、雇用創出のまち
- 観光業:地域の観光資源整備による交流人口増大のまち
- 社会福祉:みんなで支え合う、安心して暮らせるまち
- 児童・母子福祉:安心して子供を産み育てられるまち
- 高齢者福祉:住み慣れた地域で、生きがいのある生涯を送れるまち
- 障がい者福祉:暮らしや社会的自立を支える 共生のまち
- 教育:未来を託す心身共にたくましい青少年が育つまち
- 文化・芸術:感動と生きがい、豊かな人間性のまち
- 医療・健康:心身の健康づくりと健康寿命増進のまち
- スポーツ:生涯現役・健康長寿・交流人口増大のまち
- 地域(コミュニティ):個性豊かで活力に満ちた住民主役のまち
塩川秀敏はパワハラで訴えられる
2023年11月、複数の宮若市職員が市公平委員会に職場環境の改善を求める要望書を提出します。
その要望書の中には塩川秀敏さんの市職員への暴言などのハラスメント行為が記載されていたことで、塩川秀敏さんの詩職員に対しての態度が明らかになり話題を呼んでいます。
塩川秀敏さんが告発されたパワハラ内容はこちらです。
- 男性課長を他の職員の前で怒鳴る
→「今、失敗してガンガン言われたがいい。それに耐えきらんかったら辞めろ」などと大声で叱責、仕事の手際が悪いとして「バットでたたく」という旨の発言。 - 共働きの男性職員が同時に育休取得を申し出た際に難色を示す
→「2人同時に育休をとる必要があるのか」と発言 - 子供がいない女性職員に「親の気持ちが分からんだろう」と発言
- 公用車内で運転手の職員を怒鳴る
→運転手の職員が訪問先で会話に加わらずスマホをいじっていたことに腹を立てる
参照:Yahoo!ニュースより
引用:テレ朝ニュースより 塩川秀敏のパワハラ問題
市長としての経歴をスタートさせたばかりの塩川秀敏さん。
「職員の幸せ無くして市民の幸せなし」と考えているそうで、職場環境の改善を第一に考えているために厳しい発言をしてしまったよう趣旨の発言をされていますが…
市職員との温度差・考え方の違いにはかなり差があるようで「どの口が言ってるんだ」と市職員は冷ややかな目で見ている人もいるようです。
しかし、支援者からは「何かの間違いでは?」と擁護する声も。早期の真相究明がもとめられます。
支援者の女性(72):
「いろんな弱者の味方をしながら、周りの手をつなぎながら、みなさんをまとめてくださるような先生でした」「私、なんかの間違い。あまりにも正直すぎて、パッパッと言ってしまったのが、(パワハラと)捉えられたのかな」「(Q.そういう言動はこれまでに?)なかったですよ」
引用:Yahoo!ニュースより 塩川秀敏
塩川秀敏の剣道の腕前がすごすぎた!
塩川秀敏さんの公式サイトやSNSをみてみると、剣道の袴姿や稽古風景の画像が見つかります。
実は塩川秀敏さんは錬士六段の腕前。
剣道6段は10人に1人しか合格できない超難易度が高い資格なので、塩川秀敏さんは”剣道の達人”といっても過言ではないほど凄い腕前をお持ちであることがわかりました。
引用:塩川秀敏公式サイトより
きっと高校教諭時代は剣道部の先生だったに違いないでしょうね!
まとめ
今回は「塩川秀敏は高校教諭から政治家に!剣道の腕前がすごすぎる!」と題してお送りしました。
福岡県宮若市の市長・塩川秀敏さんは教師として19年間県立高校教諭を務め、その後2回の落選と出馬取りやめ期間を経て、教師を辞めて13年後の2007年の福岡県議会議員に出馬して初当選をはたします。
4期14年福岡県議会議員を務めた後、塩川秀敏さんは2022年におこなわれた宮若市長選挙に立候補。
当時4期連続で勤めていた現職市長を打ち破って初当選を果たしました。
しかし2023年11月、複数の宮若市職員が市公平委員会に職場環境の改善を求める要望書を提出したことから、塩川秀敏さんの市職員への暴言などのハラスメント行為が明らかになりました。