「私もニューヨークではマイノリティだった」発言で学歴が検索されている岸田文雄首相。
一体どんな学歴を歩んできたのか調べてみたところ、高学歴なのですが、かなりの苦労人ということが判明!
なんと東京大学に3回も落ちている意外な過去があり、政治家というと成功路線一本なイメージがあるのでなんだか少し親近感が沸いてしまいますね!
さらに岸田文雄首相は歴代総理の中では英語の語学力がNo.1なんだとか!
意外な才能に驚きです!
そこで今回は、
- 岸田文雄の学歴は?
- 岸田文雄は浪人しても東大に3回落ちている
- 岸田文雄の語学力は歴代総理No.1
についてお送りします。
岸田文雄の学歴は?
第100代内閣総理大臣の岸田文雄さんの学歴はこちらです。
- 小学校:ニューヨークの公立小学校、千代田区立永田小学校
- 中学校:千代田区立麹町中学校
- 高校:開成高校
- 大学:早稲田大学法学部
引用:ヤフーニュース掲載 岸田文雄
岸田文雄の学歴①小学校:ニューヨークの公立小学校、千代田区立永田小学校
岸田文雄首相の学歴で、小学校は小学校1~3年生はアメリカ・ニューヨーク州にある公立学校(「PS 20」、「PS 13 Clement C Moore School」)へと通い、その後は千代田区立永田小学校へと転入しています。
岸田文雄首相は通商産業省(現:経済産業省)の官僚で、ニューヨークの領事館に勤めていた父親の仕事の関係で、1963年から3年間アメリカニューヨーク州に住んでいました。
1963年秋から「PS 20」に通ったのち、1964年春からクイーンズ区の近隣住区エルムハーストに位置する「PS 13 Clement C Moore School」に通った
通常であれば現地の日本人学校に通うケースが多いと思うのですが、岸田文雄首相は現地のパブリックスクール(公立小学校)に通われています。
きっと当時はほとんど日本人生徒はいないでしょうし、授業は英語なのでさぞかし苦労されたと思います。
また岸田文雄首相はマイノリティ扱いで人種差別も経験された経験から、政治家になることを志したんだとか。
私自身もニューヨークで小学校時代、マイノリティーとして過ごした。
引用:ヤフーニュース掲載 岸田文雄首相の小学校の学歴
その当時ですね、色々な思い出があるんですが。その同じクラスのなかに色んな人種の人間が、まあ公立学校ですから、それこそ色んな人種の人間が同じ教室で学ぶ、そうするとですね、やはり子供の世界にあっても人種差別とかですね。そういうこう生々しいやり取りが存在するわけですよね。
その後岸田文雄首相は1966年6月にパブリックスクールの3年生の課程を終えて日本へ帰国。
小学校4年生からは東京都の千代田区立永田小学校へと転入し、卒業まで在籍しました。
ちなみに永田小学校は1993年に閉校していますが、岸田文雄首相が通っていた当時は現在の自民党本部の目の前に学校がありました。
まさか自分が、将来自民党の総裁になって日本の首相になるなんて想像もしていなかったでしょうね。
岸田文雄の学歴②中学校:千代田区立麹町中学校
岸田文雄首相の学歴で、中学校は千代田区立麹町中学校に通っていました。
千代田区立麹町中学校は東京の公立の中学校ですが、日本の政治の中枢・永田町にある中学校なので、昔から官僚のご子息が通う学校として有名です。
政治の中枢である永田町に最も近い公立中学校であり続けており、付近に住まう政財界の重鎮やその子弟も、かつてはこの学校に多く通っていたという。今は「進学校」と言えばまず私立校を思い浮かべる時代になっているが、公立学校がエリート街道だったという時代もあり、麹町中もその一角を占めていた。
かつて昔は「番町麹町日比谷東大」という言葉が存在し、これは千代田区に住み、「番町小学校→麹町中学校→日比谷高校→東京大学」の順に進むのがエリートの出世コースだったんだとか!
現在でも都立日比谷高校は都内屈指の進学校で、麹町中学校からは多くの合格者が輩出されています。
そんなエリート中学校の麴町中学校で、岸田文雄首相は軟式テニス部に所属していました。
さらに、中学時代は勉強よりもどちらかといえば、芸術や音楽方面に興味がある少年だったそうです。
実は岸田文雄首相、もし政治家にならなかったら芸術家(小説家や画家や音楽家など)になりたかったと外務大臣時代のインタビューで語っています。
山本:本当は政治家にならなければ、芸術家になりたかったと。
岸田:そうそう、単なる願望ですけど。
岸田文雄の学歴③高校:千代田区立麹町中学校
岸田文雄首相の学歴で、高校は東京都のみならず、全国でもトップクラスの偏差値を誇る開成高校に入学します。
開成高校は中高一貫の学校ですが、岸田文雄首相は高校受験して入学しました。
開成高校の偏差値は驚異の78!
岸田文雄首相は高校時代は中間くらいの成績を維持していたそうです。
開成高校で中間くらいの成績って凄いですね!
岸田文雄首相は高校時代は野球部に所属し、ポジションはショートやセカンドを守っていました。
決して強いチームではなかったものの、元広島カープの高橋慶彦さんと試合をしたことが何よりの思い出なんだとか!
岸田文雄首相は大の広島カープファンとしても有名。
大学受験が控えている高校3年生の秋にも、後楽園球場に広島カープVS巨人戦の試合を自作のカープ帽を手に、こっそりと観戦しに行ってしまうほどだったとか。
また、岸田文雄首相は絵が上手だったと同級生が話していて、芸術の才能は高校時代にも発揮されていました。
「彼は、目がぱっちりした少女漫画ふうの絵を描くのがすごく上手で、運動会で各組が応援のために用意するパネルでも『ベルサイユのばら』の絵を一人で手がけていました。ふだんから少女漫画を愛読していて、リクエストすればいつでもサラサラと絵を描いてくれましたね」
高校時代の友人は、「(岸田文雄総理は)よく勉強をしていて、休み時間も穏やかだった」と当時の様子を語っています。
政治家一家にも関わらず家系自慢をすることもなく、物静かな青年でどっしりと構えている姿から当時は「パパ」と呼ばれていたそうです。
今でも開成高校OBとは仲が良く、開成高校OB会主催者も岸田文雄首相が務めていたこともあるそうで、人気者だった様子がうかがえますね。
岸田文雄首相は、高校卒業後は浪人生として2年間勉強漬けの日々を過ごします。
岸田文雄の学歴④大学:早稲田大学法学部
岸田文雄首相の学歴で、大学は早稲田大学法学部出身です。
早稲田大学法学部の偏差値は67.5です。
早稲田大学に入学した岸田文雄首相は意外なことに、大学時代は国内旅行にたくさん行ったりと仲間と大いに遊んで楽しい学生時代を送っていました。
岸田:そうですね、大学時代はこれまた支離滅裂で色んなことやっていました。
山本:例えば?
岸田:結構、日本国内旅行、あんまり海外行かなかったけれど、国内旅行して回ったり。それから、あとはね、今思えばほんと遊んでいたというか。日々色んなことを。友達はいっぱいいたから。あの頃ね、例えばいま国家議員の中でも、岩屋たけし。
後述しますが、実は3度目の大学受験で大学に入学した岸田文雄首相。
約3年間勉強漬けだった解放感から、大学時代は羽を伸ばして好きなことに打ち込んでいたのでしょうね。
なんでも、当時早稲田大学には『東大に落ちた会』という集まりがあったそうです。
おそらくこのメンバーで楽しく学生時代を過ごしていたのでしょうね!
政治家一族に生まれた岸田首相は、将来は官僚や政治家の道へ…と大きな期待を背負っていたことでしょう。
ゆくゆくは政治の道へと考えつつも、「まだまだ色んな人生あるな」と考えていた岸田文雄首相は、大学卒業後は企業に就職する道を選び、日本長期信用銀行に就職することになります。
岸田文雄は浪人しても東大に3回落ちている
岸田文雄首相は2回浪人した末、早稲田大学法学部へと進学しています。
実は東京大学が本命だった岸田首相。
しかし、3回受験しても合格することができなかったので「東大には縁がない」とあきらめて早稲田大学法学部へ進学しました。
岸田氏が20年に出版した「岸田ビジョン 分断から協調へ」(講談社)では、「東大とは縁がなかった」という小見出しを立てて、3年連続で東大に不合格だったことを明かしている。
なぜ岸田首相は東大の学歴にこだわった?
岸田文雄首相が東大の学歴にこだわったのは、岸田文雄首相の家系には東京大学卒の方がたくさんいたためです。
引用:ヤフーニュース掲載 東京大学
実際に岸田文雄首相の父・岸田文武さんは東大法学部出身。
さらに親族にも東京大学出身者がとても多く、祖父も京都大学法学部出身だったため岸田文雄首相へのプレッシャーは相当なものだったでしょう。
岸田文雄青年にとっては父 : 岸田文武氏と同じ東大法学部には行けない人生となりました。
因みに岸田文雄さんの祖父の岸田正記氏も京都帝國大學法学部卒業です。
爺さんが京大法学部卒業で父が東大法学部卒業→通産省の高級官吏だったら並大抵ではないプレッシャーだったのでしょうね。
岸田文雄の浪人歴は?
岸田文雄首相の浪人遍歴はこちらです。(参照:ヤフー知恵袋より 岸田文雄首相の学歴)
引用:ヤフー知恵袋より
■開成高校3年時の昭和51年■
東大文科一類だけを受けてあえなく不合格。
■駿台予備校で一浪して昭和52年■
再度東大文科一類と早稲田大学・慶応義塾大学の法学部や経済、政経を受験。
再び東大文科一類は不合格、この時の早慶の合否は不明(恐らく早慶のどこかの学部には受かっていたと推測)。
■三度目の正直の昭和53年■
二浪して再び東大文科一類を目指して受験するものの、またしても不合格。
共通一次(センター試験)に切り替わる前の最後の一期校・二期校入試だったので、とりあえず合格していた早稲田大学法学部と慶応義塾大学法学部の中から早稲田を選んで進学。
岸田文雄の語学力は歴代総理No.1
3回東京大学に不合格した浪人経験のある岸田文雄首相ですが、実は歴代総理の中では英語の語学力がNo.1だといわれています。
それもそのはずで、岸田首相は小学校時代に3年間アメリカに住んでいた経験があるので、英語がとてもお上手なのです。
実際に英語でスピーチされている様子を見ても英語が上手な様子が伝わってきます!
手元の紙を呼んでいるという感じはあるものの、発音が上手ですね!
英語教授歴25年のYouTuberのyumiさん曰く、岸田文雄首相の英語は、
- 発音が綺麗
- ネイティブのように単語の音を繋げて滑らかにしゃべることができている
と、歴代首相の中ではNo.1なのではないかと称賛されています。
まとめ
今回は「岸田文雄の学歴!浪人2回して東大に3回落ちても語学力は歴代総理No.1」と題してお送りしました。
岸田文雄首相の学歴はこちらです。
- 小学校:ニューヨークの公立小学校、千代田区立永田小学校
- 中学校:千代田区立麹町中学校
- 高校:開成高校
- 大学:早稲田大学法学部
岸田文雄首相は家系筋が東京大学出身者がとても多かったために、自身も東京大学文化一類を浪人しながらも受験し続けました。
出身高校の開成高校も東京大学への進学者が圧倒的に多かったこと、親戚が東京大学出身者が多かったことは相当なプレッシャーだったことでしょう。
しかし、残念ながら3回受験しても合格することができなかったために、岸田文雄首相は、大学は早稲田大学法学部へと進学しました。
東京大学に浪人し続けても3回落ちたという不名誉なことを言われる岸田文雄首相。
しかし、小学校時代の帰国子女の経験から、実は歴代総理の中では最も語学力があって英語がとっても上手だとも言われています。