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ピザポテトは紅麹使用で回収される?食べても大丈夫か調べてみた

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小林製薬の紅麴原料によるサプリメント健康被害がきっかけで、「紅麹」と書かれている身近なお菓子にも不安を持つ人が増えています。

お菓子メーカー「カルビー」の『ピザポテト』にも紅麹が使用されていることが判明し、「食べても大丈夫なの?」「商品回収はある?」と話題になっています。

ピザポテトを自宅ストックしている人もいると思いますので、商品回収行われるのかについても調べてみました。

 

そこで今回は、

  • ピザポテトは紅麹使用で回収される?
  • ピザポテトは紅麹使用されていても食べて大丈夫?

 

についてお送りします。

 

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ピザポテトは紅麹使用で回収される?

結論から言うと、カルビーの『ピザポテト』には紅麹が着色料として使用されていますが、商品回収される可能性は極めて低いと考えられます。

その理由は、ピザポテトに使用されている「紅麹色素」は小林製薬の「紅麴原料」とは別物だからです。

 

もん
もん

問題となっている材料を使用していないのに商品回収するなんてことはまず考えにくいですよね。

 

 

引用:ヤフーニュースより ピザポテトの紅麴使用

 

ピザポテトの紅麹は「原料」ではなく「色素」

カルビーの『ピザポテト』には「紅麹色素(ベニコウジ色素)」が食品添加物として使用されていて、これは小林製薬の健康被害が問題となっている「紅麴原料」とは別物です。

 

今回の健康被害は、小林製薬が自社製造した米紅麹の一部ロット(2023年後半に製造された複数ロット)で検出された未知の物質が原因、と想定されているものです。他社の紅麹を原料とする製品や、ベニコウジ色素が使われている添加物とは違うもので、紅麹に関する製品が全て危険なわけではありません。

引用:科学的根拠に基づく食情報を提供する消費者団体FOOCOMより

 

ピザポテトの紅麹は小林製薬が提供したものではない

『ピザポテト』に代表するカルビーの紅麴使用製品は、小林製薬が提供した紅麴が使用されているわけではありません。

 

もん
もん

これは3月27日に発表されたカルビーの公式声明でもしっかりといわれています。

 

カルビーは3月27日に公式サイトで「弊社商品における紅麹原料(ベニコウジ色素)の使用について」と題した文書を掲載。「去る3月22日に小林製薬株式会社から紅麹原料による健康危害の開示がなされました。その後の弊社による調査の結果、同社製造の紅麹原料を使用していないことを確認しましたので、御報告いたします」と伝えています。

引用:ヤフーニュースより ピザポテトの紅麴使用

 

また、厚生労働省が発表した小林製薬から紅こうじ原料の供給を受けている食品メーカーなど173事業者にも、カルビーの名前は入っていません。

 

もん
もん

小林製薬から紅こうじ原料の供給を受けている食品メーカーなど173事業者は以下の通りです。

【小林製薬・紅麴原料提供先173社一覧】

日本バイオコン㈱ 愛知県
旭運輸㈱名古屋港流通センター 愛知県
航空集配サービス㈱ 愛知県
㈱三協 日の出工場第4倉庫 静岡県
㈱日祥物流 成田ターミナル 千葉県
三生医薬㈱南陵工場 静岡県
三生医薬㈱南陵工場 静岡県
㈱きくや 配送センター 愛知県
㈱泉平 岡山本社 岡山県
レザンジュ有限会社 山口県
ウメサ食品株式会社 石川県
高見商店 岡山県
笹埜商店 岡山県
キミセ醤油㈱五穀蔵 岡山県
くらしき塩屋(塩屋商店) 岡山県
㈱オカヤマ 岡山県
芳香園製薬㈱ 香川県
㈱カリョー 福井県
㈱能登製塩 石川県
㈱アサダヤコーポレーション 石川県
㈱松下商店 長野県
㈱三協 日の出工場 第3倉庫 静岡県
釜蒸し蔵工房 北海道
富士カプセル㈱食品工場 静岡県
富士カプセル㈱北山工場 静岡県
㈱豆福 愛知県
甘強酒造㈱ 愛知県
㈲創建舎 健康増進施設 健康館 岩手県
日乃出醤油有限会社 岡山県
㈱富澤商店 神奈川県
お茶元みはら胡蝶庵 菓子工房 長野県
㈱鈴勝 静岡県
㈱三協 日の出工場 第4倉庫 静岡県
㈱富澤商店 橋本工場 神奈川県
東洋カプセル㈱ 芝川工場 静岡県
㈱ AFC-HDアムスライフサイエンス 3F 静岡県
富士カプセル㈱ 食品工場 静岡県
ピィシーシステム㈱ 静岡県
アリメント工業㈱新富士工場 静岡県
㈱ AFCHDアムスライフサイエンス 国吉田工場 静岡県
アピ㈱池田工場 岐阜県
㈱夢実耕望 岩手県
緑と風のダーシェンカ 愛知県
緑と風のダーシェンカ 幸田本店 愛知県
相互運輸㈱ ICロジスティックセンタ- 福岡県
日本製薬工業㈱ 愛知県
アピ㈱NS工場ソフトカプセル課 岐阜県
郵船港運㈱南港物流 センタ- 営業所 大阪府
㈱本田味噌本店 綾部工場 京都府
日本タブレット㈱ 京都府
中日本カプセル㈱ 岐阜県
㈲太洋 茨城県
協和薬品㈱第1工場 富山県
アリメント工業㈱新富士工場 静岡県
㈱エスビーケー ・ トヤマ 富山県
㈱アスナロ化工研究所 大阪府
備前化成㈱第3工場 岡山県
㈱カニエフードサービス 愛知県
株式会社藤忠 神奈川県
株式会社もあ 神奈川県
㈱半鐘屋 岡山県
㈱ミカ食品 福岡営業所 福岡県
㈱藤忠 福山営業所 広島県
サンエフ㈱ 東京都
㈱藤忠 大阪営業所 大阪府
占部大観堂製薬㈱ 福岡県
エナジック㈱ 静岡県
東京ポンパドウル 船橋 千葉県
東京ポンパドウル 新越谷 埼玉県
㈱玄聖 瑞穂細渕倉庫 東京都
㈱ミカ食品 本社 神奈川県住岡食
品㈱浜北工場 静岡県富山
薬品㈱ 富山県
横浜ポンパドウル そごう横浜店 神奈川県
油六薬品㈱ 奈良県
フェイスラボ㈱ 掛川工場 静岡県
酒田米菓㈱ 鳥海山麓工場 山形県
丸昌稲垣㈱上郷工場 長野県
東京ポンパドウル 八王子 東京都
東京ポンパドウル 宇都宮 栃木県
ポンパドウル 熊本店 熊本県
ポンパドウル 小倉店 福岡県
横浜ポンパドウル 天満橋店 大阪府
横浜ポンパドウル 名古屋店 愛知県
横浜ポンパドウル 奈良橿原店 奈良県
窪田味噌醤油㈱保坂 千葉県
角光化成㈱緑の里工場 茨城県
㈱秋田今野商店 秋田県
山田屋醸造 福島県
㈱北食 北海道
有限会社おたまや 山形県
㈲斎藤酒造場 徳島県
いとげん伊藤元三郎商店 北海道
金剛薬品㈱名古屋支店 愛知県
美作そうめん山本 岡山県
太陽エフ・ディ㈱ 徳島県
アダプトゲン製薬㈱可児工場 岐阜県
東洋カプセル㈱芝川工場 静岡県
㈱三協 日の出工場 第2倉庫 静岡県
㈲フィリング・ラボ 東京都
㈱三協 日の出工場 第4倉庫 静岡県
日本ヘルス㈱厚木工場 神奈川県
㈱敬明 熊本県
株式会社島田製薬 静岡県
富山薬品㈱ 富山県
㈱ココサプリ 東京都
㈱アジテック・ファインフーズ 岩手県
山本漢方製薬㈱ 愛知県
園田学園女子大学 食物栄養学科 兵庫県
㈱玄聖 瑞穂細渕倉庫 東京都
愛しとーと 唐津支店 佐賀県
福山黒酢㈱福山第二工場 鹿児島県
戸倉商事㈱ママパン事業部 滋賀県
海洋食品豆腐よう事業部 沖縄県
㈱JCC わだや 沖縄県
個人名) 沖縄県
沖縄ハム総合食品株式会社 沖縄県
石川酒造場 沖縄県
京都グレインシステム㈱奈良工場 奈良県
フジヨシ醤油㈱ 大分県
㈲河野酢味噌製造工場 岡山県
㈲馬場商店 岡山県
三生医薬㈱南陵工場 静岡県
㈱千草西崎工場 沖縄県
㈱青い海 沖縄県
㈱イワセ・エスタ神奈川支店 神奈川県
㈱八宝商会 千葉県
㈱アイ・エム・エス 東京都
㈱ウメケン 富山工場 富山県
㈱アスナロ化工研究所 大阪府
三生医薬㈱南陵工場 静岡県
㈱ GSIクレオス 大阪支店機械機能部 大阪府
森川健康堂㈱第3工場 熊本県
㈱ GSIクレオス 大阪支店香粧品部 大阪府
オッペン 化粧品㈱滋賀工場乳液倉庫 滋賀県
㈲竹屋食品 広島県
㈱りあん 山梨工場 山梨県
株式会社カザミフーズ 栃木県
㈱OMUクリエイト 広島県
山高味噌㈱ 長野県
㈱竹屋 長野県
㈱丸三 高知県
ドギ-フ-ズ 購買管理【福岡支店】 福岡県
ドギーフーズ㈱ 宗像工場 福岡県
㈱森田草楽堂 奈良県
博多薬膳 麹・味噌商店 福岡県
㈱薫製倶楽部 岡山県
荒川商事㈱ 京都府
㈲篠崎ベーカリー 愛媛県
いが漢方内科 金のさじ診療所 兵庫県
㈱松山丸三 配送センター 愛媛県
元気パン工房 ごぱん 香川県
ていね・さくら館 北海道
金丸富貴堂㈱ 北海道
金丸富貴堂㈱函館支店 北海道
カギ の キーステーション 大野 佐賀県
㈱仲蔵商店 新潟県
㈲丸井伊藤商店 長野県
トップフーズ㈱ 茨城県
㈱金谷ホテルベーカリー 栃木県
㈱ジャストベイクアミー 石川県
㈱中国リス食品販売 岡山県
パンドコロモーデ 京都府
㈲ベーカリーオロン 長崎県
大塚食品㈱徳島食品部門 徳島県
太冠酒造㈱ 山梨県
㈱コウリョー 岡山県
合名会社 関東屋商店 京都府
㈱三協 日の出工場 第1倉庫 静岡県
日成興産株式会社 大阪府
サンヨー山梨デンカシステム㈱ 山梨県
㈱エーデルワイス 埼玉県
㈱タララボ 佐賀県

引用:ヤフーニュースより

 

ピザポテトは商品回収される可能性は極めて低い

現在厚生労働省が公表している「紅麹商品回収一覧」には『ピザポテト』は届け出はされていません。

 

ピザポテトは問題となっている「紅麴原料」は使用しておらず、製法が異なる全くの別物の「紅麴色素」を使用しているだけです。

そのため、おそらく今後も商品回収される可能性は極めて低いと考えます。

 

 

ピザポテトは紅麹使用されていても食べて大丈夫?

結論から言えば、ピザポテトは商品回収される予定もないので、安心して食べても大丈夫といえます。

その理由はこちらの2つです。

 

  • 『ピザポテト』の「紅麹色素」は小林製薬の「紅麹原料」とは生成法が異なる別物
  • カルビーは小林製薬から紅こうじ原料の供給を受けている食品メーカーなど173事業者に名前はない

 

もん
もん

下記の記事に「紅麹原料」と「紅麴色素(ベニコウジ色素)」の違いを詳しく掲載していますので、ピザポテトを食べても大丈夫なのか不安な方は参考にしてみてください!

 

 

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まとめ

今回は「ピザポテトは紅麹使用で回収される?食べても大丈夫か調べてみた」と題してお送りしました。

 

結論から言うと、カルビーの『ピザポテト』には紅麹が着色料として使用されていますが、商品回収される可能性は極めて低いと考えます。

その理由はピザポテトに使用されている「紅麹色素」は小林製薬の「紅麴原料」とは生成法が異なる別物だからです。

またカルビーは小林製薬から紅こうじ原料の供給を受けている食品メーカーなど173事業者にも入っていないので、今回の小林製薬サプリメント健康被害とは一切関係がないといえます。

 

2024年3月30日現在、厚生労働省が公表している「紅麹商品回収一覧」には『ピザポテト』は届け出はされていません。

 

 

 

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