紅の豚マルコとポルコはどっちが正解?ジーナの裏設定やネタ話も!

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ジブリ映画の中でも大人から愛される作品として名高いのが『紅の豚』。

『紅の豚』は数年に一度金曜ロードショーで放送され、なんと今までにはテレビで計13回も放送されている不朽の名作!

飛べねぇ豚はただの豚だ」のセリフはマジでしびれますよね。

作品中でちょっと気になるのが、主人公の豚を呼ぶときに「マルコ」と「ポルコ」という微妙に違う2つの名前が出てくること。

この違いって何なんでしょう?

どっちが正解の呼び方なの?

あと、『紅の豚』に関するみんなが知らなさそうなネタ話がったら知りたいですよね!

 

そこで今回は、

  • 紅の豚「マルコ」「ポルコ」どっちが正解?
  • 紅の豚のジーナの裏設定とは?
  • 他のジブリ映画にちりばめられた『紅の豚』とは?
  • 『紅の豚』の知ってたら自慢できるネタとは?

 

についてお送りします。

どうぞ最後までお付き合いください!

紅の豚「マルコ」「ポルコ」どっちが正解?

『紅の豚』の作品中に登場する「ポルコ」という人物と「マルコ」という人物は、実は同一人物です

つまりどっちも正解ということなんですね。

 

ポルコ・ロッソとは

『紅の豚』のポルコ・ロッソとは、飛行艇に乗って賞金稼ぎをしている主人公の豚のことです。

マルコとは1文字違いでよく似ているのでどっちか迷ってしまいますが、主人公の豚を指すのが「ポルコ・ロッソ」です。

引用:Twitter掲載 『紅の豚』ポルコ・ロッソ

 

ポルコ・ロッソの「ポルコ」はイタリア語で「臆病者・豚野郎」という意味。

ロッソは「赤」という意味で、これを付けることで語感がさらに悪くなるようです。

 

もん
もん

どちらかというと、この名前はあまり良くない呼び方みたいです。

 

日本人的に言えば「赤豚野郎」って感じで、たしかにかなりムカつく呼び方ですね。

この「ポルコ・ロッソ」という名前を付けた宮崎駿監督は、当時イタリアの中流階級の人々から「こんなひどい名前はやめた方がいい!」とかなりの反対にあったそうです。

でも物語で出てくるポルコの人物像をみると、意外としっくりきていますよね

 

ポルコ・ロッソは人間だった頃の過去の自分が大嫌いで、自ら魔法をかけて周りからバカにされる「豚の姿」になりました。

ポルコ・ロッソは賞金稼ぎのために空賊との戦いに明け暮れる日々ですが、「戦争ではないから殺しはしない」というポリシーをもっています。

名前は最高にかっこ悪いですが、性根はめっちゃカッコいいですね!

 

マルコ・パゴットとは

『紅の豚』のマルコ・パゴットとは、主人公の豚であるポルコ・ロッソが人間の姿だった時の名前です。

つまり主人公の豚の本名は「マルコ」で、「ポルコ」はどっちかというとあだ名のような感じなんですね!

 

引用:Twitter掲載 『紅の豚』マルコ・パゴット

 

もん
もん

めっちゃイケメンですね!

 

マルコ・パゴットとはもともとイタリア空軍の大尉

第一次世界大戦では、空中戦における「捻りこみ」という高度な技術の技を得意とするエースパイロットとして活躍します。

作品中で空賊マンマユートのボスが

この技で(マルコは)アドリア海のエースとなった

と語っているシーンがありますね!

 

もん
もん

海軍大尉でエース、しかもイケメンなんてさぞかし女性にもモテたことでしょうね!

豚になった姿でも女性たちからキャーキャー言われているシーンが作品中には登場します。

フィオの父親とは軍の中で同部隊に所属していて、フィオの父親を敵機から助けたなんてエピソードもあります!

 

軍の大尉までに上り詰めた名パイロットのマルコ・パゴットですが、

 

  • 幼馴染のジーナの夫を一緒に戦っていた空中戦で助けられなかった
  • 多くの友が戦死した中、自分だけ戦争で生き残ってしまった

 

これらが理由で自ら呪いをかけて醜い豚の姿になり、空軍も辞めて賞金稼ぎへと落ちぶれてしまいます。

 

 

ポルコは結局人間の姿(マルコ)に戻れるのか?

『紅の豚』の作品中では、2回だけポルコが人間のマルコの姿に戻るシーンが登場します。

 

  • フィオが眠っている横で銃弾を触っているシーン
  • カーチスとの闘いで勝利し、フィオに別れのキスをされた後のシーン

 

 

 

どっちのシーンもフィオが関係していますね!

つまり、ポルコが親しく他者との繋がりを意識した時にどうやら人間に戻るのでは?と推測することができます。

 

しかしポルコは、自ら豚になる魔法をかけてしまっています。

人間に戻るには豚になる原因となった自責の念を解消するといった、考え方に変化が起こらないと難しいといえますよね。

作品中のように一時的に人間の姿に戻ることはあるかもしれませんが、完全に人間に戻る可能性はポルコの性格上低そうな感じがしますね。

 

紅の豚のジーナの裏設定とは?

『紅の豚』の作品中で、マルコの戦友の妻であり、ポルコをいつもそっと支えているのがホテルアドリアーナの女主人・ジーナです。

ジブリファンの間でも人気が高いマダムジーナですが、びっくりするような設定があったのです。

 

  • 原作には登場しないジブリ映画オリジナルキャラクター
  • イタリア人ではなくてアルゼンチン出身

 

引用:Twitter掲載 『紅の豚』マルコ(ポルコ)の友人・ジーナ

 

ジーナは原作には存在しない人物

『紅の豚』で登場するマルコ(ポルコ)の友人であるジーナは、実は原作には存在しない人物です。

原作にはもともといないはずのジーナでしたが、フィオが物語に登場するまでにヒロイン不在だと面白くないからということで加えられた役だったのです。

 

もん
もん

この設定はかなりびっくりですね!
どっちかというとジーナの方がファンの間では人気ですからね。

 

当初は空賊が暴れまわっているせいでお店が繁盛しないので、店をたたんで国に帰るという途中でいなくなる設定だったそうです。

 

ジーナはアルゼンチン出身

『紅の豚』で登場するマルコ(ポルコ)の友人であるジーナは、実はイタリア出身ではなくてアルゼンチン国籍という設定です。

実際に作品中でジーナが所有している船でポルコ(マルコ)を探しに行くシーンでは、船にアルゼンチンの国旗らしき旗が見えます。

 

こうした裏話を知ってた上で『紅の豚』を見ると、また違った楽しみ方ができますよね!

 

他のジブリ映画にちりばめられた『紅の豚』とは?

『紅の豚』に登場するポルコ(マルコ)は、実は他のジブリ映画の中にも隠しキャラとしてたくさん登場していることをご存じでしょうか?

『紅の豚』が隠しキャラで登場している他のジブリ映画はこちらです。

 

  • 耳をすませば
  • 平成狸合戦ぽんぽこ

 

どっちもほんのわずかなシーンですが、確かに『紅の豚』の存在が隠しキャラで登場しています!

 

『耳をすませば』では、ポルコ(マルコ)の名前の文字が時計に刻まれています!

 

 

確かに「Porco・Rosso(ポルコ・ロッソ)」という文字が!

これは相当目を凝らしてみなければ気づけないかも!

『平成狸合戦ぽんぽこ』では、ダイレクトにポルコ(マルコ)が!

 

 

こうして隠しキャラで『紅の豚』が出ていると知ってしまうとまた『耳をすませば』や『平成狸合戦ぽんぽこ』を観たくなりますね!

どっちの作品も少し懐かしい作品ですので、改めて観るきっかけにいかがでしょう。

 

『紅の豚』の知ってたら自慢できるネタとは?

『紅の豚』の知ってたら自慢できるネタは2つあります。

どっちも知っている人はほとんどいないと思うので、明日すぐに自慢してみましょう!(笑)

 

  • ポルコ(マルコ)の吸っているたばこはルパン三世と同じ「ジタン」
  • 『紅の豚』の舞台になったのはイタリアのアドリア海だけでなく、クロアチアもある

 

ポルコ(マルコ)とルパンのたばこが同じなのはびっくり!

どっちのキャラも結構ヘビースモーカーでたばこを吸っているシーンがよく登場しますよね。

ジタンとはフランスを代表するたばこの銘柄だそうです。

 

『紅の豚』の舞台になったクロアチアのドブログニクの街並みは、ポルコ(マルコ)の飛行艇を直すときに訪れるフィオたちの工場がある街に似ていますね!

 

 

まとめ

今回は「紅の豚「マルコ」「ポルコ」どっちが正解?ジーナの裏設定も!」と題してお送りしましたがいかがでしたでしょうか?

不朽の名作である『紅の豚』の主人公の豚はポルコ・ロッソと呼ばれています。

ポルコが人間だった頃の名前がマルコ・パゴットなので、ポルコ・ロッソはどちらかというとあだ名という感じ。

どっちの呼び方も間違いではないので、2つとも正解ということになります。

 

ポルコ(マルコ)の友人であるジーナは、実は原作には存在しないジブリ映画のオリジナルキャラクター

イタリアが舞台の『紅の豚』ですが、ジーナはアルゼンチン出身という設定には驚きですね!

 

『紅の豚』は隠しキャラとして『耳をすませば』と『平成狸合戦ぽんぽこ』の作品中に登場します。

宝探し感覚で是非実際に見つけてみてください。

 

『紅の豚』の登場人物をより深く知ることで、また再度作品を観るときには違った視点が持てて面白いですね!

それでは今回はここまでとさせていただきます。

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

 

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