滋賀県警に不祥事が多い理由は?ひどい事案3選や世間の声も

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滋賀県警のいなり寿司窃盗誤認逮捕

が話題となっています。

滋賀県警はかねてより冤罪が多すぎてひどいと話題になっているのですが、過去にはどんな冤罪があったのでしょうか?

またなぜ滋賀県警はこれほどまでに不祥事が多いのかも気になります。

 

そこで今回は、

  • 滋賀県警に不祥事が多い理由は?
  • 滋賀県警のひどい事案3選
  • 滋賀県警に対する世間の声

 

についてお送りします。

 

滋賀県警は不祥事が多い理由は?

滋賀県警はなぜ不祥事が多いのか調べたところ、ハッキリとした理由は不明でした。

あくまで推測ですが、滋賀県警は警察官1人当たりの負担人口が全国ワースト2の水準。

おそらく警察の人員不足が捜査の不備や冤罪に繋がっている原因なのでは?と考えられます。

 

都道府県人口を警察官の定数で割った「警察官1人当たりの負担人口」で、県警は全国ワースト2位の水準にある。全都道府県の負担人口を算出すると、最も多いのは埼玉県警で640人、次いで滋賀県警の614人、茨城県警600人と続く(小数点以下切り捨て)。最も少ないのは警視庁で317人、次いで京都府警382人となっている。全都道府県の総数で計算すると、485人となる。

引用:ヤフーニュースより 滋賀県警

 

滋賀県警は警察官1人当たりが抱える業務が警視庁のほぼ倍という結果が出ています。

そのため「早く事件を片付けたい」という考えに至ってしまうのかもしれません。

 

また、警察官の抱える業務が多すぎて手が足りないので、1件1件の事件に割く時間が少なくなっている可能性も考えられます。

結果として、不当に逮捕された人で「こんな簡単なこと調べたらすぐわかるのに」という案件でも拘留機関が長くなっているのかもしれません。

 

もん
もん

滋賀県警からひどい扱いを受けた人たちは”滋賀県警の人員不足の被害者”なのかもしれません。

 

滋賀県警のひどい事案3選

これまでに滋賀県警の「ひどい」と話題になった事案3選はこちらです。

 

  1. 無実の罪の70代女性を誤認逮捕して3日間拘留していた ←New!
  2. 無実の罪の大学生を誤認逮捕して内定取り消しになる
  3. 実実の罪の女性を冤罪で12年服役させたことがある

 

滋賀県警がひどい①70代女性を誤認逮捕

滋賀県警がひどいといわれる事案1つ目は、70代女性を誤認逮捕して3日間も拘留していたことです。

内容を簡潔にまとめるとこのような感じです。

 

  • 4月13日の午前に近江八幡市の大型量販店でいなりずし1パック(約300円)を万引した疑いで70代女性が現行犯逮捕される
  • 女性は「知人にもらった」と逮捕当初から一貫して容疑を否認
  • 県警が知人に確認すると鮨を渡していた事実が発覚
  • 店舗在庫数と販売記録を確認しても万引きの事実はなかった
  • 1日で確認できそうな内容に3日間もかかった理由が不明で、ネット上からは非難の声が続出

 

滋賀県警近江八幡署は16日、大型量販店でいなりずしを万引したとして、窃盗の疑いで同県近江八幡市の70代女性を13日に誤認逮捕したと発表した。逮捕後の捜査で窃盗ではないと判明したため、3日後の16日夜に釈放したとしている。

引用:ライブドアニュースより

 

滋賀県警がひどい②大学生を誤認逮捕

滋賀県警がひどいといわれる事案2つ目は、無実の罪の大学生を誤認逮捕して内定が取り消しになったことです。

内容を簡潔にまとめるとこのような感じです。

 

  • 大阪に住む男子大学生のもとに突然刑事3人がやってきて逮捕状を見せる(罪状は高齢者から現金をだまし取った疑い)
  • 大学生には全く心当たりがなく「身に覚えありません」と容疑を否定するが、そのまま手錠を掛けられ事情聴取を受けることになる
  • 逮捕のキッカケは先に逮捕されていた知人による嘘の供述で、警察が他の逮捕者も誘導尋問して大阪に住む男子大学生を犯人に強引に仕立て、警察は大学生が犯人と決めつけてかなり強引に事情聴取を進める
  • 大津地検に移送後も「犯行の瞬間が防犯カメラに映っていた」というでっちあげ証拠で大学生を起訴
  • 裁判では男子大学生は犯行時刻に友達とバッティングセンターにいたというアリバイがあったことが決め手で無罪判決が下る
  • 逮捕は4回にも及び、拘留機関は10カ月以上にも及んだ
  • 男子大学生は就職活動で数社から内定をもらっていたが、全てだめになってしまった

 

こちらの事件も犯行時刻にアリバイがあったことは調べたらすぐにわかりそうなことですよね。

4回の逮捕と10カ月近くにわたる拘留は冤罪だったにもかかわらず、警察からの謝罪はなかったそうです。

 

もん
もん

冤罪で就職活動がパーになって人生が一変してしまったのに謝罪1つないなんてひどいですよね…。

 

滋賀県警がひどい③女性を冤罪で12年間服役させる

滋賀県警がひどいといわれる事案3つ目は、看護師女性の調書を捏造して12年間も服役させたことです。

内容を簡潔にまとめるとこのような感じです。

 

  • 滋賀県の湖東記念病院の看護助手だった西山美香さんは、入院患者を手にかけた疑いで逮捕される
  • 滋賀県警の警察官は西山さんを不当に誘導してうその自白を引き起こさせて調書を捏造する
  • 滋賀県警は解剖した医師の所見(患者自身の窒息死の可能性)を隠ぺいしていた
  • 西山さんは冤罪で12年間服役させられる
  • 2019年、やり直し裁判で事件の存在そのものが否定されて無罪が確定
  • 2024年3月、西山さんは国家賠償求め捜査機関への責任を追及する裁判を起こす

 

滋賀県の湖東記念病院の看護助手だった西山美香さん(44)は、入院患者を殺害したとして、12年間服役したが、やり直しの裁判で事件の存在そのものが否定され、無罪が確定した。やり直しの刑事裁判では「取調べを行った滋賀県警の警察官が西山さんを不当に誘導し、うその自白を引き起こした」と認定

引用:FNNプライムオンラインより

 

現在西山さんは国家賠償責任で滋賀県警を訴えて裁判を行っていて、次回の裁判は2024年5月が予定されています。

極めて悪質な滋賀県警の不祥事には世間からは非難が殺到!

「日本の都道府県警察 ワースト3」の知恵袋投稿では1位に滋賀県警が選ばれている意見もありました。

 

引用:ヤフー知恵袋より

 

もん
もん

これはさすがに”ひどい”という域ははるかに超えていますね…。

 

滋賀県警に対しての世間の声

滋賀県警の不祥事が多いことに対しての世間の声はこちらです。

今回話題となっているいなり寿司窃盗誤認逮捕の事件は「いくらなんでもこれはひどい」「こんなすぐわかるようなことで3日の拘留はやばい」との意見が目立ちます。

 

 

 

 

もん
もん

ただ一部の意見では「しっかり万引きかどうか確認しなかった店側にも責任はある」と滋賀県警を擁護する声もみられます。

 

 

まとめ

今回は「滋賀県警に不祥事が多い理由は?ひどい事案3選や世間の声も」と題してお送りしました。

 

  • 滋賀県警に不祥事が多いのは、1つは”警察官1人当たりの負担人口”が全国ワースト2のため警察官の人員不足が原因とも考えられる
  • 滋賀県警がひどいといわれている事案は確認できているだけでも3つあり、いずれも警察側の不祥事と明らかになっている
  • 世間の意見では滋賀県警の不祥事が多いことに対して非難の声が上がっている
  • 一方で、今回話題となっているいなり寿司窃盗誤認逮捕の事件は店側の確認不足を指摘する声もある

 

市民の安全を守ることが職務の警察官に不祥事が多いのは不信感を抱いてしまいますが、ただ、滋賀県警に不祥事が多いからといって滋賀県警全体が職務を怠っているということではありません。

今後ひどい冤罪事件が起きないようにも滋賀県警には事情聴取を慎重に行いことを徹底してほしいですね!

 

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