日本クラシック界の重鎮で、指揮者で作曲家の外山雄三(とやまゆうぞう)さんがお亡くなりになられました。
外山雄三さんの現在までの情報を調べたところ、妻や外山雄三さんの評判について検索している方が多いようです。
外山雄三さんの妻はどんな方で、その他のご家族もあわせて調べてみました。
また、ネット上で見つかった外山雄三さんの指揮者や作曲家としての評判も一緒にご紹介していきます。
そこで今回は、
- 外山雄三の現在は?
- 外山雄三の妻は誰?
- 外山雄三の家族は誰?
- 外山雄三の指揮者や作曲家としての評判は?
についてお送りします。
外山雄三の現在は?
日本のクラシック界を代表する指揮者で作曲家の外山雄三さん。
2023年7月13日現在の情報によると、2023年7月11日にお亡くなりになったことが明らかになりました。
日本の民謡が素材の「管弦楽のためのラプソディ」の作曲家としても知られる外山雄三(とやま・ゆうぞう)さんが11日、慢性腎臓病のため長野県の自宅で死去した。92歳だった。葬儀は近親者で営んだ。
引用:ヤフーニュース掲載 外山雄三の現在
引用:毎日新聞掲載 外山雄三
外山雄三さんの亡くなる現在までのプロフィール情報はこちらです。
名前 | 外山雄三(とやまゆうぞう) |
生年月日 | 1931年5月10日- 2023年7月11日 |
年齢 | 92歳没 |
出身 | 東京府東京市 |
在住 | 長野県 |
学歴 | 東京高等師範学校附属国民学校(現:筑波大学附属小学校) 東京高等師範学校附属中学校(現:筑波大学附属中学校・高等学校) 東京音楽学校(現:東京芸術大学)本科作曲科 |
職業 | 指揮者・作曲家 |
外山雄三さんは現在までに多数の交響楽団の指揮者を務め、日本国内の指揮者としてはこれ以上無いといっても過言ではないほどの要職を歴任してきました。
大学卒業後、NHK交響楽団に入団。
その後、大阪フィルハーモニー交響楽団では専属指揮者を、京都市交響楽団では常任指揮者を、名古屋フィルハーモニー交響楽団では音楽総監督・常任指揮者を、仙台フィルハーモニー管弦楽団及び神奈川フィルハーモニー管弦楽団で音楽監督をそれぞれ歴任した。
外山雄三の妻は誰?
外山雄三さんは亡くなる現在まで、ご結婚されて妻がました。
妻の名前は弥加(みか)さんです。
外山雄三さんは2006年4月に東京・東高円寺のマンションから八ケ岳・野辺山高原にある長野県南牧村に妻と共に移住し、亡くなる現在まで妻と共に住んでいました。
信州の高原にお住まいの作曲家、指揮者の外山雄三さんご夫妻のお宅に伺っのは2年と4ヶ月ぶりだった。
引用:http://w01.tp1.jp/~a223614081/Doc.diary/diary09-10-12.html
引用:埼玉新聞掲載 外山雄三
外山雄三の妻は弥加さん
外山雄三の妻は弥加(みか)さんという方です。
外山雄三さんは92歳というご高齢でお亡くなりになったので、おそらく妻も同じくらいの年齢だと考えられます。
夫の葬儀の際には妻が喪主を務めていたそうなので、現在もお元気でいらっしゃることがわかりますね。
喪主は妻弥加(みか)さん。
引用:岩手日報掲載 外山雄三の妻
外山雄三は妻と2人で長野県に暮らしていた
外山雄三さんは指揮者や作曲家として東京を拠点に暮らしていましたが、亡くなる現在までの約17年近くを妻と2人で長野県の八ヶ岳で過ごしていました。
現在は妻と2人でここに住み、作曲や指揮にかかわる仕事全般は自宅ですべてやる。一日中ほとんど物音すらしない大変静かな環境なので、自分の声やつばを飲み込む音すら響いてしまうほど。仕事に没頭できるし、庭先にエサを置いておけば、ウソやシジュウカラなどの鳥が次々と訪れる。周辺を散歩するのもたいへん楽しい。
外山雄三さんは妻と共に移住した長野の自宅を「作曲小屋」と呼んでいたそうです。
購入当時で築30年ほどで、この家を建てた前の住人が「小さなピアノの家」と名付け、自宅のいたるところに音楽の趣向が凝らしてあった素敵なお家なんだとか!
この建物は約30年前に建てられた家で、開放的で高い天井や大きな窓が特徴的だ。家を購入後に驚いたのが、ピアノの形をしたテーブルが備え付けられ、階段が鍵盤の形をしていたことだった。そして何と、設計者がこの家に名付けた通称が「小さなピアノの家」だったことを知り、また驚いた。上から見るとピアノの形をしているという。そんな家を音楽家の私が買うとは、何という巡りあわせだろうか。
妻と2人で素敵なお家に住んでいた外山雄三さんは、亡くなる現在まで幸せな生活を送っていたことでしょう。
外山雄三の家族は誰?
外山雄三さんの家族は妻以外は誰がいたのか調べたところ、現在まででわかっている情報は、父親と弟が同じく音楽家として有名な人物であることが判明。
外山雄三さんの父親は作曲家の外山國彦さんで、弟さんは、声楽家・合唱指揮者の外山浩爾さんです。
外山雄三の家族:父親は外山國彦
外山雄三さんの妻以外の家族で、父親は作曲家の外山國彦(とやまくにひこ)さんです。
外山雄三さんの父親は日本の作曲家として大きな功績を残した山田耕筰氏(やまだこうさく)と大学が同期の友人だったそうです。
父親が作曲家ということもあり、戦前としてはかなり珍しく、幼少期からピアノなどの音楽教育を外山雄三さんは受けて育ちました。
えっと親父(外山國彦 とやま くにひこ1885-1960)が山田耕筰(やまだ こうさく1886-1965)先生と東京音楽学校の同期で、という家でした
たぶん3歳か4歳かと思います。もちろん母に手を引かれてレッスンに通ったのを憶えております。
引用:外山雄三インタビュー
外山雄三の家族:弟は声楽家・合唱指揮者の外山浩爾
外山雄三さんの妻以外の家族で、弟は声楽家・合唱指揮者の外山浩爾(とやまこうじ)さんです。
1932年6月生まれで、外山雄三さんとは年子の兄弟でした。
引用:外山浩爾プロフィール
外山雄三さんの弟の外山浩爾さんも日本の音楽界に大きな功績を残した方として、とっても有名な方です。
世界合唱連盟設立代表委員、東京都合唱連盟理事長、全日本合唱連盟副理事長等を歴任。
教育活動では、東京芸術大学附属高校副校長をはじめ東京芸術大学、兵庫教育大学連合大学院学院教授、全日本音楽教育研究会副会長を歴任。1992年には、文部大臣より教育功労表彰を受ける。現在共立女子大学合唱団、明治大学グリークラブなどの大学の合唱団の指導、小田原男声合唱団、板橋混声合唱、板橋区混声合唱団、世田谷混声合唱などアマチュア合唱団の指導を行っている。現在、聖徳大学大学院教授、全日本合唱連盟名誉会員。
引用:外山浩爾プロフィール
外山浩爾さんは2022年12月3日に肺炎のため90歳でお亡くなりになっています。(喪主は妻由紀子さん)
兄弟でご長寿だったのですね!
外山雄三の指揮者や作曲家としての評判は?
外山雄三の指揮者や作曲家としての評判を調べてみたところ、指揮者としても作曲家としてもとても優秀な人物であったことがわかっています。
外山雄三さんは2023年の5月まで現役で指揮者として交響楽団を率いていて、国内最高齢の指揮者として有名でした。
亡くなる現在まで指揮者として生きた姿には世間からの評判もとても高い印象です。
作曲家としても「管弦楽のためのラプソディー」によってその名を広めました。これまでに作曲した作品はオペラ、バレエ音楽、ミュージカル、劇音楽、交響曲、協奏曲など多岐に亘っています。
1960年NHK交響楽団の世界一周演奏旅行に同行し、ヨーロッパ各地12ヶ国で演奏。1979年にはNHK交響楽団正指揮者に就任し、1985年にはニューヨークで開催された国連40周年記念コンサートにNHK交響楽団とともに出演、全世界に放送されました。
引用:ヤフーニュース掲載 外山雄三
引用:ヤフーニュース掲載 外山雄三
外山雄三先生が天国へ旅立たれました。
近年は大阪4大オケフェスティバルで何度かご一緒させて頂き大変勉強になりました。厳しい方でしたが大変優しく接して下さいました。
日本のクラシック界を力強く牽引してこられた重鎮でいらっしゃる方でとても寂しい…心よりご冥福申し上げます… pic.twitter.com/ey6HrlBd9D
— 藤岡幸夫 Sachio Fujioka (@sacchiy0608) July 13, 2023
プロとして「できて当たり前のこと」をきちんとする、ということを求め続け、多くの新人演奏家にとっての「壁」の役割をあえて引き受けた方だったと思います。もちろん、ご自分にも厳しく、余計なうぬぼれは無かった。https://t.co/l8TPObkTRY
— 寺本義明 (@teramotofl) July 13, 2023
外山雄三先生…
愛知県立芸大生だった頃4年間、オーケストラの授業でお世話になりました。毎週金曜日の授業の緊張感と指揮から作り出される音楽、どれをとっても刺激的な思い出ですし、卒業後上京し様々なプロのオーケストラでお仕事する際も、その学生時代での経験が今でも活かされております。…
— みやけん / Miyaken🦁 (@MykNchannel) July 13, 2023
この本の『第九』を語る の項で、
朝比奈「ドイツ人の指揮者で『第九』を十回やっている人は少ない。私は二百回を超えたけど、いちばん多いのは外山雄三くんで、四百回以上でしょう。その努力たるや大変なものです。」
外山雄三さん、第九の演奏回数はギネス級だったのだ。
ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/aLPqnOTpRi— NiRa (@pennoato) July 13, 2023
外山雄三先生の最後の公演を間近で観ていました。
演奏の途中で体調を崩され舞台袖に引き上げられるも、カーテンコールには車椅子で舞台に戻られ、熱烈な拍手に応えていらっしゃいました。
そのお姿には唯々涙が溢れました。
渾身の演奏をありがとうございました。
どうぞ安らかにお休みください。 https://t.co/qitmt3aWYA— みもれっと🇺🇦🕊️(Under SNS Detox) (@mimolette_amor) July 13, 2023
まとめ
今回は「 外山雄三の現在は?妻や家族は誰で指揮者や作曲家としての評判は?」と題してお送りしました。
外山雄三さんの現在は、2023年7月11日にお亡くなりになったことがわかっています。
妻は弥加(みか)さんという方で、その他のご家族は、父親は作曲家の外山國彦さんで、弟さんは、声楽家・合唱指揮者の外山浩爾さんです。
外山雄三さんは指揮者としても作曲家としても高い評判を得ていたことが、ネット上の意見からもわかります。