現在大きな話題となっている給料未払いでトンズラした「消えた洋菓子店」。
報道では店名が明らかになっていませんでしたが、調査の結果、店名は関西一帯に手広く店舗展開をしていた『アン・ガトー』という洋菓子店だったことが判明しました。
「消えた洋菓子店」の店名が判明した理由は4つみつかりました。
また、この消えた洋菓子店は従業員への対応が超絶ヤバすぎ。
運営方法があまりにもずさんなため、コロナ禍の雇用調整助成金を狙った詐欺だったのではないかとさえ言われています。
そこで今回は、
- 消えた洋菓子店の店名はアン・ガトー?
- 消えた洋菓子店は雇用調整助成金詐欺の可能性も?
についてお送りします。
消えた洋菓子店の店名はアン・ガトー?
現在ネット上で話題になっている、給料未払いでとんずらした「消えた洋菓子店」。
ニュースでは店名が明らかにされていなかたっため、多くの方が「どこの店なんだろう?」と疑問に思っているようでした。
調査の結果では店名は『アン・ガトー』というお店であることがわかりました。
特定できた理由はこちらです。
- 報道で流れた店舗とアン・ガトーの実店舗が一致
- 報道で流れたケーキとアン・ガトーのケーキが一致
- 大阪市に本社がある点が一致
- 実際に店舗状況を知っているネット上の声
①報道で流れた店舗と実店舗が一致
消えた洋菓子店が『アン・ガトー』と特定できた理由は、「給料未払いで消えた洋菓子店」というニュースが報じられた際の報道映像と『アン・ガトー 姫路店』の実店舗が一致したからです。
報道でとりあげられた消えた洋菓子店の店舗と、『アン・ガトー 姫路店』の写真画像がこちら。
報道でとりあげられた消えた洋菓子店の店舗
NEWS
引用:MBS NEWSより
『アン・ガトー 姫路店』
ちなみに報道で使われていたシーンには『アン・ガトー姫路店』の2022/07/15のインスタグラム投稿が使用されていました。(いいねの数と日付が一致)
②ケーキが一致
消えた洋菓子店が『アン・ガトー』と特定できた理由の2つ目は、報道で流れたケーキとアン・ガトーのケーキが一致したからです。
キューブ型スイーツを売りにしていた洋菓子店なので、特徴的なスイーツが見事に一致しました。
このクリスマスケーキの画像が完全に同じだ #アンガトー
#給料未払い https://t.co/w2jJXkhMKG pic.twitter.com/DpFKERoJQC— 猫派 (@chocochoco_77_) November 9, 2023
これは完全に一致していますね…!
③大阪市に本社がある点が一致
消えた洋菓子店が『アン・ガトー』と特定できた理由の3つ目は、報道によると消えた洋菓子店は大阪府大阪市に本社があるとされていていて、『アン・ガトー』を運営するSmt Associates株式会社も本社が大阪府大阪市に本社があるからです。
画像
④実際に店舗状況を知っているネット上の声
によると、実際にこの「消えた洋菓子店」を知っていたり行ったことがある人が多数みられました。
そこからも店名は「アン・ガトー」だと判明しています。
ここのケーキ買ったことある。無くなってたのか。味自体は、ケーキというよりパンぽくて次はないなと思って行かないようになったから。(何てお店?)既に出てる、アンガトーって店
私も見たよー、テナントで入ってて
機材とか飾り付けとかそのままで夜逃げしたみたいな閉店の仕方してた!
なんばパークスにあったけど、少し前に潰れてたわ。
un gâteauだと思う。
消えた洋菓子店は雇用調整助成金詐欺の可能性も?
報道では消えた洋菓子店の従業員への対応がヤバすぎると話題に。
またこの消えた洋菓子店の出店スタイルや閉店までの流れを見ていると、あきらかに最初から計画倒産を目論んでいるかのような雰囲気。
そのため「コロナ禍での雇用調整助成金を目的とした詐欺だったのでは?」とも噂されています。
簡潔にまとめると消えた洋菓子店のヤバい全容はこのような感じです。
- 報道で給料未払いを訴えていたAさんは3か月分の給料未納(約50万円)
- Aさんは未経験入社でいきなり店長の仕事を任せられる
- 運営が社との連絡手段はSNSのみ
- SNSで給料未払いについて訴えるとBAN(削除)される
- BAN(削除)したことを「棚卸し」とよび強制的に人員整理(クビ)をしていた
- 店舗は2021年に近畿一帯の県に大量出店し、2022年末~2023年初頭に全店舗閉店
- 雇用保険は1日で打ち切りに
→入社した日に退社したことになっていた(失業保険が貰えない) - 運営会社の登記に記載された社長自宅はすでにもぬけの殻
- 閉店した店舗は夜逃げしたかのようにそのまま残っているところが多数
あくまで予想ですが、もしかしたらこんな流れだったのかも…?この予想が当たっているのであれば、コロナ禍の雇用調整助成金の機関を狙った悪質な詐欺だった可能性がたかいでしょう。
- コロナ禍の緊急雇用安定助成金は、2020年4月に始まり、2023年3月31日をもって終了だった
- 運営は緊急雇用安定助成金をつかって2021年に一気に店舗出店
- 雇用調整助成金が終わる時期が判明後、店閉店を目論み、2022年秋ごろから徐々に給料を払わないでいた
- 給料未払いを唯一の連絡手段であるSNSで訴えさせる
- BAN(削除)してクビにする
- 店を次々に閉店させていった
消えた洋菓子店
関西で18店舗もあるらしいがコロナ禍に出店しているから
補助金狙いか援デリも真っ青だねhttps://t.co/tH3wnB2EBq
— 援デリー将軍 (@tolove_ymy) November 10, 2023
コロナ明けともいわれている2022年度からは、雇用調整助成金の現象により給料の未払いが全国的に多発しているケースが相次いでいるそうなので、今後も同様の被害が報告される可能性があるかもしれません。
まとめ
今回は「消えた洋菓子店の店名はアン・ガトー!雇用調整助成金詐欺の可能性も?」と題してお送りしました。
現在ネット上で話題になっている、給料未払いでとんずらした「消えた洋菓子店」は店名が明らかにされていませんが、調査の結果、店名は『アン・ガトー』というお店であることがわかりました。
消えた洋菓子店がアン・ガトーと特定できた理由はこちらです。
- 報道で流れた店舗とアン・ガトーの実店舗が一致
- 報道で流れたケーキとアン・ガトーのケーキが一致
- 大阪市に本社がある点が一致
- 実際に店舗状況を知っているネット上の声
「消えた洋菓子店」は従業員への対応や運営方法ががヤバすぎ、「コロナ禍の雇用調整助成金を目当てにした詐欺だったのでは?」ともいわれています。