脚本家の山田太一さんがお亡くなりになりました。
家族もの・不倫恋愛ものの作品を数多く手掛けた山田太一さんは実際の私生活ではどんな方と結婚したのでしょうか？
調べたところ、妻は石坂和子さんということが判明しました。
山田太一さんと妻の和子さんの間には子供が何人いて、娘・息子はそれぞれ何人なのか、どんな人物なのかも気になります。
また、山田太一さんが妻や子供たちと生前に過ごした自宅についても調査してみました！
そこで今回は、
- 山田太一の妻は和子さん
- 山田太一の子供は何人？
- 山田太一の自宅は川崎市の豪邸？
についてお送りします。
山田太一の妻は石坂和子さん
山田太一さんの妻は石坂和子さんです。（石坂は山田太一さんの本名）
山田太一さんと妻の和子さんは早稲田大学の同級生です。
妻の和子さんは大学卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして就職します。
その後は紆余曲折をへて山田太一さんと結婚し、山田太一さんが2017年に脳出血で倒れて以降は懸命にサポートをされていました。
2023年現在については詳細な情報は見つかりませんでしたが、妻の和子さんはすでにお亡くなりになっている可能性が考えられます。
山田太一と妻の馴れ初め
山田太一さんと妻の和子さんは早稲田大学の同級生でした。
また山田太一さんと妻の和子さんは、劇作家の寺山修司さんも早稲田大学の同級生として有名ですよね。
山田太一さんと寺山修司さんは早稲田大学教育学部の国語国文学科で一緒だったそうです。2人は親友関係にあって若い頃は髪型から顔立ちまでそっくりだったとか！
なんと寺山修司さんは学生時代に和子さんに一途に想いを寄せていたそう。
山田太一さんと妻の和子さんは2人の大物作家から愛された、凄い女性ということがわかりますね。
ちなみに寺山修司さんは27歳のときに女優・九條今日子さんと結婚しますが34歳の時に離婚。
その後病弱な体質もあってか、47歳の若さでお亡くなりになりました。
山田太一の妻は元アナウンサー
山田太一さんの妻の和子さんは、大学卒業後はテレビ朝日にアナウンサーとして就職します。
アナウンサー時代の詳しい情報は見つかっていませんが、早稲田大学卒の女子アナということで聡明な女子アナだったことが想像できます。
山田太一の妻は介護をサポート
山田太一さんは2017年1月に脳出血で倒れて以降、まひや言語・記憶障害を抱えます。
しかし、妻の和子さんが懸命なサポートをし、自宅で静かに2人で暮らしていました。
ところが、2019年ごろから山田太一さんはマスコミ関係者と音信不通になり、老人ホームで暮らしているという週刊誌報道が。
その報道の中には山田太一さんの子供がインタビューに答えている記述も。
インタビュー内容から、山田太一さんは子供たちの家を行ったり来たりしていることが明らかになりました。
もしかしたら2019年ごろに妻の和子さんはお亡くなりになったのか、山田太一さんの面倒を見ることができない状態になってしまったのかもしれません。
同じ記事では山田の次女による「今は（老人ホームとは）別の場所にいます。私の家とか、姉の家とかを行ったり来たりです」
山田太一の子供は何人？
山田太一さんは妻の和子さんとの間に3人の子供がいます。
子供は娘2人、息子1人。
長女はフジテレビのドラマ作家・宮本理江子さん、次女はTBS社員、長男は映画監督の石坂拓郎さんです。
引用：中日新聞より 山田太一
子供①長女・宮本理江子
山田太一さんと妻・和子さんとの間の子供で、長女はドラマ作家の宮本理江子（みやもとりえこ）さんです。
年齢は2023年現在60歳。
1986年に国際基督教大学（ICU）を卒業し、大学卒業後にフジテレビに入社して以降はテレビドラマの制作に関わっていきます。
35歳の時に絵を描いたりオブジェ政策をするお仕事の方と結婚。
2008年の連続ドラマ『風のガーデン』の演出で第63回文化庁芸術祭放送個人賞を受賞し、2008年度の放送ウーマン賞も受賞しました。
2013年には『最後から二番目の恋』の演出で「芸術選奨新人賞」を受賞し、父親の山田大志さんも1974年に同じ賞を受賞しているので、親子二代の受賞と話題になりました。
宮本理江子さんは武田鉄矢さんが出演した『１０１回目のプロポーズ』で「僕は死にません！」と叫んだ名シーンを演出した監督として有名です。
子供②次女
山田太一さんと妻・和子さんとの間の子供で、次女はTBS社員の方です。
お名前や年齢などの詳細な情報はわかっていません。
父親の山田太一さんがNHKやTBSでの仕事が多かったためか、次女も同じくテレビ放送局でのお仕事をされています。
子供③長男・石坂拓郎
山田太一さんと妻・和子さんとの間の子供で、長男は映画監督の石坂拓郎（いしざかたくろう）さんです。
石坂拓郎さんは1974年8月17日生まれの４9歳。
11歳離れた姉の宮本理江子さんの影響が大きかった石坂拓郎さんは高校時代に渡米し、大学時代に写真にハマったことからカリフォルニア州チャップマン・ユニバーシティ・フィルムスクール映画製作学科に編集しされています。
日本に帰国後は撮影監督としてのキャリアをスタートさせ、有名な作品に撮影助手として参加します。
- 撮影助手
「ロスト・イン・トランスレーション」「世界の中心で、愛をさけぶ」「拘束のドローイング9」（日米合作映画） - 撮影監督
「さくらん」「るろうに剣心シリーズ」「ゴースト もういちど抱きしめたい」「MW -ムウ-」
2006年にはロダクション”Frameworks Films, Inc”を米国ロサンゼルスに設立し、日本だけではなく世界を相手に活躍されています。
また石坂拓郎さんは上記インタビュー写真では左手薬指に指輪をはめているので、結婚して妻がいることがわかります。
山田太一の自宅は川崎市の豪邸？
山田太一さんが妻や子供たちと暮らした自宅は神奈川県川崎市高津区にある豪邸です。
引用：社長の家より
山田太一さんは晩年はこの自宅からほど近い老人ホームにうつり、最期を迎えました。
きっとこの妻や家族と過ごした川崎市が大好きだったのでさいごまで川崎市にとどまったのでしょうね。
かねてから療養中でありました山田太一は、令和5年11月29日にお世話になっていた川崎市内の施設にて老衰の為に息を引きとりました。享年89歳。とても安らかで静かな旅立ちでした。
山田太一プロフィール
さいごに山田太一さんのプロフィール情報をお伝えします。
- 名前：山田太一
- 本名：石坂太一
- 生年月日：1934年6月6日
- 年齢：89歳没
- 出身：東京・浅草
- 最終学歴：早稲田大学教育学部国文学科
- 家族：妻(石坂和子)、子供3人(娘2人、息子1人)
- 著名作：「男たちの旅路」「岸辺のアルバム」「獅子の時代」「早春スケッチブック」「ふぞろいの林檎たち」など
山田太一さんは東京浅草に生まれ、両親は浅草六区で大衆食堂を経営していました。
しかし、小学校3年のときに第二次世界大戦の強制疎開で神奈川県足柄下郡湯河原町にうつります。
大学卒業後は教師になることを夢見ていたものの、就職先が見つからなかったことから松竹大船撮影所が助監督を募集していると聞いて入所。
木下恵介監督の助監督につき、1965年には独立してフリーとなった後、テレビドラマの脚本家として活躍していきます。
また山田太一さんは小説家としても活躍し1987年に出版した『異人たちとの夏』は、2024年春にイギリス映画「All of us Strangers」として公開予定となっています。
まとめ
今回は「山田太一の妻は和子さん！子供は何人で自宅は川崎市の豪邸？」と題してお送りしました。
山田太一さんの妻は石坂和子さんという方で、元テレビ朝日のアナウンサーをしていました。
山田太一さんと妻は早稲田大学の同級生。
同じく同級生には劇作家の寺山修司さんもいて山田太一さんと寺山修司さんは親友でもありましたが、和子さんを取り合った恋のライバルでもありました。
山田太一さんは妻の和子さんとの間に子供が3人（娘2人、息子1人）いて、長女はフジテレビのドラマ作家・宮本理江子さん、次女はTBS社員、長男は映画監督の石坂拓郎さんです。
自宅は神奈川県川崎市高津区にある戸建ての豪邸ということがわかっています。
