箱根駅伝2023で9区を走り、圧巻の5人抜きで青山学院大学を3位にまで押し上げた岸本大紀(きしもとひろのり)選手が話題ですね。
中学時代から有名選手として活躍し続けている岸本大紀選手の学歴が気になります。
さらにネット上では”岸本先生”というワードがトレンド入りしていますが、なぜ岸本大紀選手は”先生”と呼ばれているのでしょうか?
卒業後の就職先と併せて調べてみました。
そこで今回は、
- 岸本大紀の学歴は?
- 岸本大紀が”岸本先生”と呼ばれる理由は?
- 岸本大紀の卒業後の職業は?
についてお送りします。
岸本大紀の学歴は?
岸本大紀選手の学歴はこちらです。
- 小学校:燕市立分水小学校
- 中学校:燕立分水中学校
- 高校:新潟県立三条高等学校
- 大学:青山学院大学社会情報学部・社会情報学科
引用:高知新聞掲載 岸本大紀
岸本大紀の学歴①燕市立分水小学校
岸本大紀選手の学歴で、小学校は新潟県の燕市立分水小学校出身です。
岸本大紀選手は新潟県燕市分水出身で、小学校は地元の燕市立分水小学校に通いました。
小学校2年生から地元の「分水ジュニア陸上クラブ」にて中距離走を始めます。
岸本大紀の学歴②燕立分水中学校
岸本大紀選手の学歴で、中学校は新潟県の燕立分水中学校出身です。
岸本大紀選手は燕市立分水小学校卒業後、同じく地元の燕立分水中学校に進学します。
2015年(中学校3年生)に出場した北信越中学校駅伝では2区を激走し、区間1位と区間新記録をマーク!
同じく中学校3年生で出場した全国中学校体育大会の3000mの部では、ゴール手前で転倒して12位に終わったものの、岸本大紀選手は中学時代から数々の大会で成績を残した有名な選手でした。

その他にもジュニア五輪の出場経験もあり、すでに中学生時代から注目されていた選手だったようです!
分水中学時代から世代の第一線で活躍し、中学3年のジュニア五輪3000mで5位入賞。
岸本大紀の学歴③新潟県立三条高等学校
岸本大紀選手の学歴で、高校校は新潟県の新潟県立三条高等学校出身です。
新潟県立三条高等学校は県内でも有数の進学校(偏差値:63)で、スポーツも盛んな文武両道の学校です。
岸本大紀選手は、2016年に新潟県立三条高等学校に入学後は陸上競技部へ入部します。
三条高校は陸上部が強い学校で、学校HPの運動系部活紹介欄には陸上部が一番最初に紹介されています。
岸本大紀選手は陸上部入学後にめきめきと頭角を現し、素晴らしい成績をどんどんだしていきます。
- 新潟県高校総体陸上(1500m決勝):高校2・3年で2年連続優勝
- 新潟県高校総体陸上(5000m決勝):高校1・2・3年生と3年連続優勝
※3年生時には1500mと5000m両方で新潟県男子高校生の新記録を達成!
高校3年生の11月に出場した日体大記録会(5000m)では、自らの持つ記録を再び更新する14分10秒台を記録。
高校生で県内では敵なしの岸本大紀選手は、その才能を見込んで青山学院大学の原監督が自ら三条高校へスカウトに訪れたんだとか!

しかも、岸本大紀選手が高校2年生の秋ごろから声をかけ続けて口説き落としたんだそうです。
よほど岸本大紀選手の才能に惚れこんでいたのでしょうね!
岸本大紀の学歴④青山学院大学社会情報学部・社会情報学科
岸本大紀選手の学歴で、大学は青山学院大学社会情報学部・社会情報学科に在籍しています。
青山学院大学陸上競技部・原監督の熱烈なスカウトを受けた岸本大紀選手は、高校卒業後の2019年4月に青山学院大学社会情報学部・社会情報学科へ進学します。
入学と同時に陸上競技部に所属した岸本大紀選手は、1年生からとんでもない成績を叩き出していきます。
■1年生■
- 第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走に出場(2区・5.8Kmへエントリー)。16分16秒の快走で区間賞を獲得
- 第51回全日本大学駅伝対校選手権大会に出走(2区・11.1Km)。区間5位の成績をおさめる。
- 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(担当は往路でエース区間の2区・23.1Km)。トップバッターの1区・田圭太選手から暫定7位でタスキを受けると、6人をごぼう抜きしてトップに立ち、3区にタスキを渡した。(イムは1時間07分03秒で区間5位ながら、大学1年生の2区歴代1位を記録)

岸本大紀選手は1年生でいきなり「大学三駅伝」に出場したスーパールーキーとして一躍有名に!
■大学2年生■
右太もものケガが長引き、公式レースはほとんど欠場。
故障が完全に治っていなかったため、第52回全日本大学駅伝、第97回東京箱根間往復大学駅伝競走の両大会には大事を取って登録選手へのメンバー入りを回避。
■大学3年生■
- 夏場に左脚の疲労骨折で第33回出雲駅伝は出場を見送る。
- 怪我の回復で2年ぶりに第53回全日本大学駅伝へ出場(3区・11.9Kmへエントリー)。
区間3位を記録し、青学の総合2位に貢献する。 - 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走に出場(復路・7区)。
当初は補欠登録だったが、メンバー変更で正式復帰し、区間賞を記録。青学の2年ぶり6回目の総合優勝に貢献する。
(青学は2年ぶり6回目の総合優勝、2年ぶり5度目の往路優勝、2年連続7度目の復路優勝、及び10時間43分42秒の大会新記録を樹立)
■大学4年生■
- 故障のため第34回出雲駅伝は欠場。
- 故障から回復し、第54回全日本大学駅伝に出場(5区)。
5位でタスキを受け取り、11km手前で50秒以上前にいた早大と順大に追いつき一時4位まで上がった(最終的には6位通過)。 - 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走に出場(復路・9区)。
8位でタスキを受け取り5人ごぼう抜きの快走を披露し、順位を3位に押し上げてタスキを10区へつないだ。(1時間07分27秒で2年連続の区間賞を獲得)
ちなみに岸本大紀選手の自己記録はこちらです。
すべて2022年の記録なので、今後もどんどんと新記録が誕生していきそうですね。
5000m – 13分37秒96(2022年、大学4年生時)
10000m – 28分23秒71(2022年、大学4年生時)
ハーフマラソン – 1時間03分49秒(2022年、大学3年生時)
原晋監督から「駅伝男」と呼ばれた岸本大紀選手は勝負強い走りが持ち味。
4年生最後の駅伝では歴史に残る激走を披露してくれましたね!
岸本大紀が”岸本先生”と呼ばれる理由は?
岸本大紀選手を検索すると学歴や家族構成などの検索ワードの他に、”先生”という気になる検索ワードがでてきます。

一体なぜ岸本大紀選手が”先生”と呼ばれているのでしょうか?
理由は明らかになっていませんが、おそらく箱根駅伝2023の5人ごぼう抜きの圧巻の走りが素晴らしすぎて、それを見たネットユーザーが”先生”と称賛して呼んだのが始まりだと思われます。
別格のパフォーマンスに、ツイッターでは「岸本先生」「岸本さん」「岸本選手」など、岸本に関するワードがトレンド入り。ファンからは「岸本さんすっげぇ…。めっちゃ速いじゃん…」「岸本くんさすがだなあ…」「岸本のラストランすごすぎる」などと驚きの声が上がっている。
8位でタスキを受け取った岸本大紀選手は7位の創価大学と42秒もの差があったものの、序盤から猛追の走りを披露。
8.4キロ過ぎで国学院大学、早稲田大学、法政大学、順天堂大学、創価大学の集団に追いつき、一気に5人の選手を抜き去って順位を3位にまで押し上げました。
まさに歴史や人の記憶に残る素晴らしい走りは、”先生”と称賛されるのに十分値しますね!
岸本先生の走りなんかい見ても泣ける、ほんとにかっこよかった流石としか、!
— 💚 (@ass10t) January 4, 2023
岸本先生、いや大先生‼️ありがとう!攻めて攻めた走りは区間新にはならなくても見てる人の心に響きまくりで忘れらんない9区になったよ。4年間本当にお疲れ様でした! https://t.co/CighaLpoQP
— ショコラ726 (@maichan6213) January 3, 2023
岸本大紀の卒業後の職業は?
岸本大紀選手の卒業後はGMOインターネットグループに就職が内定しています。
卒業後はGMOインターネットグループへの就職内定が昨年10月に発表されている。
GMOインターネットグループは2016年に「GMOインターネットグループ陸上部」を創設。
世界で戦うNo.1アスリートの育成を目指して日々選手育成に励んでいます。

所属選手の学歴経歴をみてみると、箱根駅伝で活躍した選手が沢山います!

創設してまだ間もないチームですが、実績はすごいんですよ!
- 2019年MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)にて5位入賞
- 世界選手権ドーハ大会にマラソン日本代表選手を輩出
- 2020年の福岡国際マラソンで優勝
2019年度からGMOインターネットグループ陸上部は駅伝にも参入しているので、「駅伝男」の岸本大紀選手の活躍が大きく期待できそうですね!
選手として今後もさまざまな場面で、”岸本先生”の圧巻の走りを見ることができるのは嬉しいですね。
岸本大紀選手も今後も感動を与え続けていきたいとのコメントを出しています。
4月よりGMOインターネットグループに所属させていただくことになりました。
これまでの競技生活で培ったものを活かしつつ、 常にNo. 1を目指して努力していきたいと思います。 個人ではマラソンに挑戦し、 駅伝でチームに貢献できるような走りをしたいと考えています。
多くの方に、 笑顔と感動を与えられるような走りをしますので、 応援のほど、 よろしくお願いいたします。
さらに岸本大紀選手の出身地・新潟県燕市の市長さんも市役所の仕事始めの挨拶で、岸本大紀選手の大健闘を称えて今後の活躍にもエールを送っています!
2、3日と行われた箱根駅伝で総合3位になった青山学院大学で、燕市出身の4年岸本大紀さん(22)が復路9区で5人抜きの大活躍で区間賞を受けたことにふれ、「五輪に出る姿も期待したい」とエールを送った。
引用:ケンオードットコムより
多くの人の期待を胸に、卒業後は新たなステージで頑張ってほしいですね!
まとめ
今回は「岸本大紀の学歴は?先生と呼ばれる理由や卒業後の職業も!」と題してお送りしました。
岸本大紀選手の学歴はこちらです。
- 小学校:燕市立分水小学校
- 中学校:燕立分水中学校
- 高校:新潟県立三条高等学校
- 大学:青山学院大学社会情報学部・社会情報学科
岸本大紀選手が”岸本先生”と先生を付けて呼ばれてる理由は、箱根駅伝2023の8位からの5人ごぼう抜きで3位まで順位を押し上げた圧巻の走りによるものかと思われます。
岸本大紀選手は大学卒業後はGMOインターネットグループに就職が内定しています。
GMOインターネットグループには2016年に創設された陸上部があるので、今後も岸本大紀選手の”先生”と称賛される圧巻の走りがみられそうですね!