全国最年少女性市長として注目を集めている京都府八幡市の市長・川田翔子(かわだしょうこ)さん。
実は元京都市役所の職員で、2015年の入庁後の7年間のお仕事ぶりを見てみると実にバラエティに富んだ職務経験を積んでいることが判明。
おそらく京都市役所の職員時代の経験が八幡市長選に出馬するきっかけになったと思われるのですが、なんと川田翔子さんは京都市役所職員以外にも自民党大物女性議員の秘書経験があることもわかりました。
そこで今回は、
- 川田翔子は元京都市役所職員!
- 川田翔子は大物女性議員の秘書経験も
についてお送りします。
川田翔子は元京都市役所職員だった!
川田翔子さんの経歴は、京都大学卒業後に京都市役所に入庁したところからスタートします。
川田翔子さんが京都市役所職員時代(2015年~2020年)に所属した3つの部署はこちら。
- 伏見区深草支所 福祉部生活福祉課(2015~2017年)
- 行財政局 資産活用推進室 学校跡地活用担当(2017~2020年)
- 文化市民局 消費生活総合センター 啓発担当(2020~2022年)
引用:日経新聞より 川田翔子
①福祉部生活福祉課
川田翔子さんは2015年に京都市役所に入庁すると、京都市の伏見区深草支所の福祉部生活福祉課に配属となりました。
川田翔子さんはケースワーカーとして毎日担当区域の方々の家を自転車で回っていたそうで、市民の生活相談や支援をおこなっていたそうです。

川田翔子さんは京都大学経済学部経営学科ということもあり、人の話を聞く力や、さまざまなことを主導する力が優れていたのでしょうね!
②行財政局資産活用推進室 学校跡地活用担当
その後、川田翔子さんは2017年より京都市役所の行財政局に配属となります。
川田翔子さんは資産活用推進室の「学校跡地活用担当」として、民間事業者と協働で小学校跡地のリノベーションと複合施設化を担当します。
引用:LIVING Kyotoより 京都市役所所属時代の川田翔子

京都市は『京都国際マンガミュージアム』や『京都芸術センター』など、閉校した小学校を活用した施設が数多くあることで有名ですよね!
川田翔子さんは元立誠小学校や元白川小学校の整備を担当し、どちらの小学校も宿泊施設を含む複合施設をつくるために尽力しました。
元立誠小学校は2020年7月に複合施設『立誠ガーデンヒューリック京都』としてオープン。
元白川小学校跡地は2022年に東急ホテルズが運営する『THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel』として生まれ変わりました。
またその他にも、川田翔子さんが携わった計画は数多くあるようです。

地元の思いを大切にしながら、新たなスポットの創設という素晴らしいお仕事をされていたことがよくわかりますね!
③文化市民局消費生活総合センター 啓発担当
2020年から川田翔子さんは京都市役所の文化市民局消費生活総合センターに配属されます。
ここでは日々京都市役所に沢山寄せられる消費者の生活相談から、消費者トラブルや製品安全に関して市民への啓発活動を担当されていました。
また、SDGs・持続可能な消費生活(エシカル消費)の広報にもちからをいれていたそうです。
川田翔子は大物女性議員の秘書経験も
川田翔子さんは2015年から7年間京都市役所に勤めた後、2022年2月~8月の約半年ほど、参議院議長を務めていた自民党大御所議員の山東昭子さんの私設秘書を務めました。
引用:川田翔子公式サイト
山東昭子さんといえば、女性政治家としての活躍がすごい方です。
- 32歳の最年少(当時)で参議院に初当選
- 衆参両院を通じて女性で初めて議長・副議長の両方を歴任
- 参議院史上最多当選数の8期を務める
そんな「生きるレジェンド」の山東昭子さんの側で秘書として活動していた川田翔子さん。
山東昭子さんに触発されて政治家の道を進んだのかもしれませんね!
川田翔子の八幡市長選への挑戦
川田翔子さんは3期目の途中で退任した堀口文昭前市長の後継者として、自民党・公明党・立憲民主党から推薦を受けて立候補します。
選挙戦では4つの大きなテーマを政策に掲げ、「住み続けたいと思うまちをつくる」をモットーに選挙戦を戦い縫いました。
川田しょうこ 33歳。八幡の発展のため全力で活動しています。 pic.twitter.com/WzM6VvqqyI
— 川田しょうこ (@shoko_kawata) October 23, 2023
川田翔子の掲げる政策
川田翔子さんは京都市役所時代に培った「市民の声を聞く力」をいかし、4つの市民に直結する政策を掲げています。
- 子育て世代への負担軽減
- 健康で暮らしやすいまちづくり
- 産業振興を活性化
- 新たな財源確保

川田翔子さんは「子育て支援」を第一に掲げているため、33歳という年齢もあいまって、同年代女性からの共感を呼んだ可能性が高いでしょう。その証拠か、昨年度よりも14%近くも投票率がUPしています。
川田翔子の八幡市長選挙の結果は圧勝
2023年11月12日の八幡市長選挙の開票結果では、川田翔子さんが10,516票を獲得!
投票数の約40%を獲得し、他の候補よりも圧勝という形で八幡市長選を戦い抜きました。
- 川田翔子 (33歳) 無所属: 10,516票 自由民主党・立憲民主党・公明党推薦
- 尾形賢 (44歳) 日本維新の会:8,334票
- 亀田優子 (62歳) 無所属:5,878票
当日有権者数:27,367人、最終投票率:43.03%(+14.03pts)
これまでの全国の最年少女性市長は36歳だったため、川田翔子さんはさらに3歳も縮めて最年少女性市長として当選したことで大きな話題を呼びました。
川田さんは33歳での当選で、全国最年少の女性市長となります。
これまでは、2020年に当時36歳で初当選した徳島市の内藤佐和子市長でした。
川田翔子さんは京都市役所所属時代にはケースワーカーとして直に市民の生活相談を受けたりしていたので、掲げる政策はどれも市民生活に直結している内容といえます。
きっと、「市民の声が届く市長」として大きな期待をされたのでしょうね!
川田翔子プロフィール
最後に川田翔子さんのプロフィールをご紹介します。
- 名前:川田翔子(かわたしょうこ)
- 生年月日:1990(平成2)年8月30日生まれ
- 年齢:33歳
- 出身:奈良県奈良市
- 学歴:中学:大阪桐蔭中学校・高等学校、京都大学経済学部経済経営学科
- 趣味:茶道、着物を着ること、寺社仏閣巡り、ランニング
- 身長:150cm台前半?
- 前職:京都市役所役員、山東昭子私設秘書
- X(Twitter):@shoko_kawata
- Facebook:川田しょうこFacebook
- 公式サイト:川田翔子公式サイト
小さな身長からは想像もできないようなほどパワフルな方の川田翔子さん。
子育て政策を目玉としてかかげているので「ご自身も結婚してママなのかな?」と思って調べてみましたが、プライベートな情報はSNSからは判明しませんでした。
また詳しいことがわかりましたら追記していきますね!
まとめ
今回は「川田翔子は元京都市役所職員!大物女性議員の秘書経験もすごい!」と題してお送りしました。
川田翔子さんは2015年に京都市役所に入庁し、退職されるまでの7年間の間に3つの部署で職務経験を積みました。
- 伏見区深草支所 福祉部生活福祉課(2015~2017年)
- 行財政局 資産活用推進室 学校跡地活用担当(2017~2020年)
- 文化市民局 消費生活総合センター 啓発担当(2020~2022年)
その後、2022年からの1年間は参議院議長を務めていた自民党大御所議員の山東昭子さんの私設秘書を務めました。