世界興行収入が前作品を抜くと期待されているのが『アバター2』(アバター:ウェイ・オブ・ウォーター)です。
想像を絶する映像美と、製作期間約10年をかけて製作された『アバター2』の上映時間はなんと休憩なしのノンストップで3時間12分!
本編がものすごく長いと話題ですが、一体なぜここまで長いのでしょうか?
また本編の上映時間が長いと心配になるのが、トイレ休憩ですよね。
もし『アバター2』を観ている際にトイレに行きたくなったらどうすればいいのか口コミもあわせて調べてみました!
そこで今回は、
- アバター2上映時間は休憩なしで3時間12分!
- アバター2上映時間が休憩なしで長い理由は?
- アバター2上映時間でトイレ目安はいつ?
についてお送りします。
『アバター2』上映時間は休憩なしで3時間12分!
2022年12月1日に公開された『アバター』の続編の『アバター2』(『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』)
なんと上映時間が3時間12分ととっても長いことで話題を呼んでいます!
『アバター2』上映時間は3時間12分!
『アバター2』の上映時間は3時間12分です。
引用:HUFFPOST掲載 アバター2上映時間が長い上に休憩なし
『アバター2』は本編がとっても長い映画と話題になっていますが、実は前作の『アバター』も本編が2時間41分と、相当長い作品だったんです。

2時間41分でも相当長い作品だといえますよね!
前作の1作目の『アバター』も公開時には上映時間が長いことで話題になりましたが、現在上映されている『アバター2』はそれを31分も上回る3時間12分。
さらに現在上映されている他作品の中でもぶっちぎりに長いということで、上映時間が話題になるのも納得ですね!
前作『アバター』(上映時間:2時間42分)はもちろん、現在公開中のインド映画『RRR』(上映時間:2時間59分)、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(上映時間:3時間1分)よりも長い本作。
『アバター2』上映時間は休憩なし
『アバター2』の上映時間は3時間12分という超長編映画です。
映画本編が長いと休憩時間の「インターミッション」が設けられる場合がありますが、『アバター2』ではノンストップで本編が放送されるため、休憩時間はありません。
そもそも、映画館や劇場で「作品の上映時間が長い」などの理由で途中で設けられる休憩時間のことを『インターミッション』という。これが設けられる作品は、非常に昨今では少なくなっている。
かつて映画本編が長いことを理由に、休憩時間が設けられた映画はこちらです。
- 『風と共に去りぬ』(1939年公開222分)
- 『ゴッドファーザー PART II』(1974年公開200分)
- 邦画では『七人の侍』(1954年207分)
- 『沈まぬ太陽』(2009年公開202分) など

『アバター2』は3時間12分(192分)なので、これらの映画の上映時間と変わらないくらい!休憩時間を設けてもよさそうなんですけどね…
そもそも、かつてインターミッション(休憩時間)が導入されていた理由はこちらの2点です。
- 鑑賞者のお手洗いの為
- 上映用のフィルムのリール交換
昔の映画はフィルム式だったため、長編映画ではフィルムを交換する作業が必要でした。
しかし、近年ではデジタル上映が普及したためフィルム交換という作業が必要なくなりました。
そのため、映画の最中に休憩時間を設けるのは徐々に少なくなっていったといわれています。

ちなみに最近の映画でも、子供向けの映画では休憩時間が設けられているケースは結構あるんですよ!
『アバター2』上映時間が長い理由は?
『アバター2』の上映時間が長い理由は、こちらの3点です。
- アバター作品監督のジェームズ・キャメロンの過去作品は上映時間が長いものが多い
- ジェームズ・キャメロン監督の映画は上映時間が長いほどヒット作になる(といわれている)
- ストーリー性重視のため本編が長い
『アバター2』監督・ジェームズ・キャメロンの過去作
『アバター2』監督であるジェームズ・キャメロン監督の過去作はこちらです。
ジェームズ・キャメロン監督の過去作品は、上映時間が平均して2時間以上のものがほとんど。
上映時間が長いものが多いのがジェームズ・キャメロン映画の特徴のようです。
作品名 | 上映時間 |
ターミネーター(1984年) | 108分 |
エイリアン2(1986年) | 154分 |
アビス(1989年) | 140分(完全版171分) |
ターミネーター2(1991年) | 137分 |
トゥルーライズ(1994年) | 141分 |
タイタニック(1997年) | 194分 |
アバター(2009年) | 162分(完全版178分) |
アバター2(2023年) | 192分 |

過去の作品でも途中休憩が用いられたものはありません。
ちなみに『アバター2』は、ジェームズ・キャメロン監督作品で歴代2位の長い映画です。
ジェームズ・キャメロン監督の作品は上映時間が長いほどヒットする
『アバター2』監督のジェームズ・キャメロン監督の映画は、上映時間が長いほどヒット作になるといわれています。
ジェームズ・キャメロン監督の作品でも、特に話題になったのがこちらの4作品です。
実はこちらの作品は、4つのうち3つが当時の映画界の製作費を塗り替えるほどに高額な製作費をかけられた映画として話題になりました。(カッコ内は当時のレート)
- トゥルーライズ:1億ドル(120億円)
- ターミネーター2:1億200万ドル(145億円)
- タイタニック:2億ドル(240億円)
- アバター:2.37億ドル(240億円)
(上記赤字の3作品が、当時映画界最高額の製作費を更新)
キャメロン監督は、これまでハリウッドにおける予算の壁を破り続けてきた人物だ。『トゥルーライズ』(1994)には1億ドル、『タイタニック』(1997)には2億ドルがそれぞれ投じられているが、これらは当時の史上最高額。

「莫大な資金が掛けられている=上映時間も長くなる」ということなのでしょう!
今回の『アバター2』の製作費はなんと3億5,000万ドル~4億ドル(約490億円~560億円)といわれています!
ジェームズ・キャメロン監督の最高傑作としてまたまた映画界の最高額の製作費を塗り替えることが噂されているので、上映時間が長いのも納得です。
史上最も製作費の高かったハリウッド映画は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011)の3億7,900万ドル。
もし本作の製作費が4億に近づいていれば、いきなり史上最高額となる可能性もある。
実は上映時間が長い映画は回転率が悪くなるので、制作会社からするとあまりウェルカムではないようです。
しかし、ジェームズ・キャメロン監督の映画は『タイタニック』と『アバター』で2度も興行収入世界一の壁を突破しているので、制作会社もNoとは言いづらいのでしょう。
꧁ 「目を閉じて―。」 ꧂
2️⃣5️⃣年の時を超え
🎨ジャックが映画館に帰ってくる❣️🚢 『#タイタニック:#ジェームズキャメロン 25周年3Dリマスター』2月10日(金)2週間限定公開
✨美しく甦る〈世紀の愛〉
今年の #バレンタイン は
タイタニックで泣きませんか―❓— 20世紀スタジオ (@20thcenturyjp) February 6, 2023

なんと『アバター2』効果か、ジェームズ・キャメロン監督の不朽の名作『タイタニック』も映画館で限定公開されるそうですよ!
『アバター2』はストーリー性重視のため本編が長い
『アバター2』の上映時間が長いのは「ストーリー性重視だから」とジェームズ・キャメロン監督が話しています。
『アバター2』は1作目の15年後が舞台のストーリー。
主人公のジェイクに家族ができている設定で物語が展開していきます。
登場人物が増える分、複雑な人間模様が展開されているため、本編が長くなるので上映時間が長くなるんだとか。
家族というテーマを、説得力のある物語として描きたかったとも語っているキャメロン監督。「第1作では、第2弾ほど人間関係や感情を描くことに時間を取らなかった。上映時間が長くなったのは、描くべきキャラクターとストーリーがもっとあるから」と Total Film に明かしている。
ストーリー性を追求しすぎたあまりか、なんとアバター作品は5作目までの製作が決定しています!
- 『アバター3(仮題)』公開予定日:2024年12月10日
- 『アバター4(仮題)』公開予定日:2026年12月18日
- 『アバター5(仮題)』公開予定日:2028年12月22日
3は撮影済みだから、たぶん問題なく制作完了できるでしょう。追加投資する価値があると思ってもらうためには、しっかり爪痕を残さないといけません。痕から煙がでるほどね。シリーズ2作より3作の方が、3作より4作の方が、4作より5作の方がいいので、物語すべてを語れるといいですね。
『アバター2』上映時間でトイレ目安はいつ?
『アバター2』は本編の上映時間が3時間12分なので、途中でトイレ休憩を取りたいと考える人もいますよね。
そんな場合はどうしたらいいのかというと、ジェームズ・キャメロン監督いわく、
「いつでも行ってOK!見逃したシーンはまた映画館に来れば観れるから!」
とのことです。
The Hollywood Reporterの記者が、トイレ休憩を取るのに最も適したタイミングについてジェームズ・キャメロン監督に聞くと、「いつでも好きなときに。見逃したシーンはもう一度見に行ったときに見ることができますから」と返答。
『アバター2』上映時間でトイレ目安の口コミ
『アバター2』を実際に観に行った方の、上映時間内のトイレ休憩目安の口コミがこちらです。
これからアバター2みに行く人へ
・トイレしておきましょう
・腰弱い人はサポーターつけましょう
・はやめに見やすそうな席をとっておきましょう
・ドリンクフードは足りなくなるのでいつもより多めがいいでしょう
・ハンカチ持っていきましょう
・1をみておくと更に良いでしょう— 夜道 雪❄️ (@yomichiyuki) January 4, 2023

やはり、上映時間の前にトイレに行っておくことは必須のようですね!
#北見 「アバター2」観てきました。上映3時間を超える大作で、エンドロールと同時にトイレに駆け足でした!(見終わった今から思うと、終盤のクライマックスに席を外しても何の問題もなかったな…) pic.twitter.com/3qQMMWG76A
— あんどろいこ (@masa_androiko) December 20, 2022

「終盤クライマックス時にトイレに行っても問題ない」との意見も。
最後まで我慢できそうにない方は、クライマックス時にトイレへ!
昨年アバター2にて実験した「餅を食えばトイレは問題ない」について、今から「RRR」で実験してきます。 pic.twitter.com/7gFW6I7ZfB
— おにへー (@onihei1977) January 21, 2023

なんと「餅を食べるとトイレ休憩をとらなくてもいける!」との情報が…!
試してみる価値アリかも!
アバター2 途中でトイレに行ってしまった
私は若者が海辺で諍いを始めるシーンで行きました
潜水練習パートがトイレタイムのチャンスだと思うけど 諍いシーン後の重要生物に出会うシーンは見ておく必要がある— 昭レトロ和 (@r1dew1thu) January 1, 2023

「潜水練習パートがトイレ休憩のチャンス」との情報も!
スイスではじめて映画館で映画見てて途中でいきなり画面が消えて部屋に電気がついて明るくなってみんなトイレに行きだしていいシーン(アバター2)だったからびっくりした😂こっちではトイレ休憩があるみたい…
— mety🇨🇭 (@Metynonitiwa) December 29, 2022

なんとスイスでは、上映時間内にトイレ休憩が設けられているそうです!
スイス羨ましい!
実は『アバター2』は2013年から製作が始まっていました。
史上最高の映像体験を10年近くの製作期間をかけて追及したジェームズ・キャメロン監督の渾身の一作ということで、「トイレはいつ行ってもいいから、何度も映画館で見て欲しい」という監督の想いも納得です!

色々なトイレ休憩案の口コミもありますが、『アバター2』自体が2度3度観たくなる作品になっているので、もう1度観る考えでいればいつトイレに行っても大丈夫かもしれませんね。
まとめ
今回は「アバター2上映時間は休憩なしで3時間12分!長い理由やトイレ目安はいつ?」と題してお送りしました。
史上最高の映画を追求するべく、2013年から製作期間約10年をかけて作られたジェームズ・キャメロン監督の『アバター2』。
上映時間は休憩なしで3時間12分ということで、「上映時間がすごく長い!」と話題です。
その理由は巨額な製作費が掛けられていることと、ストーリー性を重視しているジェームズ・キャメロン監督のこだわりが詰まっているから。
過去のジェームズ・キャメロン監督の作品を見ても、製作費が破格で上映時間が長いことは有名です。
トイレ休憩に関しては、監督自身が何度も観たくなるような映画に仕上がっている自信から、
「いつ行っても大丈夫だよ!だってまた映画館に来れば観られるからね!」
と笑いながら話しています。
今年度のアカデミー賞総なめが確実視されているジェームズ・キャメロン監督の渾身の一作『アバター2』。
ぜひ映画館の大迫力のスクリーンで観てみてくださいね!