2023年4月中旬現在に発生している黄砂の大規模な影響が話題です。
連日黄砂のニュース情報が報じられていますが、一体黄砂はいつまで飛んでくるのでしょうか?
また、黄砂のピークはいつなのでしょう?
洗濯物もどうするべきか悩ましいところなので、解決法があったら教えて欲しいですよね…。
そこで今回は、
- 【2023黄砂】いつまで飛んでくる?
- 【2023黄砂】ピークはいつまで?
- 【2023黄砂】洗濯物どうするべき?
についてお送りします。
2023年5月22日追記:5月22日の再度黄砂飛来について(詳細はこちらへ)
【2023黄砂】いつまで飛んでくる?
2023年の黄砂はいつまで飛んでくるか調べたところ、5月頃まではまだまだ黄砂が飛んでくる可能性があるということです。
黄砂はユーラシア大陸のゴビ砂漠・タクラマカン砂漠・黄土高原から流れてくるのですが、年間でみると夏以外の期間は黄砂が観測されています。
黄砂が発生するメカニズムはこちらです。
- 春になってゴビ砂漠に積もった雪が解ける
- 植物が生えるまでには一定の期間がかかる
- その間に植物が生えていない乾燥した大地に低気圧が発生すると、風で大地の砂が巻き上げられる
ゴビ砂漠付近に植物が生えるのが5月頃に加え、2023年は”黄砂の当たり年”といわれているため、まだまだ黄砂の影響があると考えられます。
黄砂が飛ぶのは夏以外
実は黄砂は年間を通してみると、夏以外はほぼすべての期間で日本に飛んできていることが確認されています。
理由は、特に秋から春に強まる偏西風にのって飛来するためです。
発生の頻度には季節性があり、春はそういった条件が整いやすいことから頻繁に発生し、比較的遠くまで運ばれる傾向にある。ただ、春に発生する頻度が極端に多いだけであり、それ以外の季節でも発生している
3月と4月がピークですが、5月も2.7日と度々黄砂が飛来しており、5月いっぱいは黄砂の飛来に注意が必要になります。6月になると黄砂観測日数はグッと減り、7月から9月はほとんど観測されなくなります。
黄砂は西側に位置するユーラシア大陸から偏西風にのって飛んでくるため、西日本は特に黄砂の影響を受けやすいといえます。
ただ、黄砂は7~9月の夏ごろはほとんど観測されませんので一安心です。
ゴビ砂漠付近で植物が生え始める5月頃が黄砂の終わり
黄砂が飛んでくるとされるゴビ砂漠・タクラマカン砂漠・黄土高原は、3月頃までは冬の季節。
冬の時期の気温は-20°を下回ることもあります。

乾燥地帯のため雪はほとんど降ることはありません。
夏が始まる5月までは植物が生えていない大地が露出していて、特に春に砂嵐が起こる傾向が高いため、春の時期は条件が重なっていることから”黄砂”がよく観測されるのです。
強い低気圧が通過した前後などは砂塵嵐が多く発生し、黄砂の量も多くなる。
また降水量との関係で言うと、発生地で降水量が少ないほど黄砂の発生は多い傾向にある。
2023年は黄砂の当たり年
今回の黄砂の飛来元はモンゴル南部や新疆ウイグル自治区南部だといわれています。
この地域は昨年降水量が少なかったうえに、2023年3月上旬から気温が例年に比べて高い傾向に。

つまり2023年は黄砂が発生しやすい条件が整ってしまったため、「黄砂の当たり年」といわれています。
モンゴルや中国北西部の砂漠地帯では3月上旬から中旬にかけての気温が例年に比べ高かった。凍土が早く溶けてしまったり、降水量の少なさから地表が雪で覆われず、むき出しになったりしたことが原因と考えられる。また、モンゴル南部のゴビ砂漠では去年は雨が少なく、巻き上がる砂塵を抑えてくれるはず植物の成長が妨げられた。

そのため、5月頃までは再び大規模な黄砂の影響があるかもしれません。
2023年黄砂対策はこれ!
2023年4月13~14日にかけて大規模な黄砂飛来が予想されています。
その際にとりたい黄砂対策はこちらです。
- できるだけ外出を控える
- 帰ってきたらすぐに手洗いうがい、シャワーで黄砂を流す
- 窓は開けないで空気清浄機を使う
- 外出時はPM2.5対策のマスクをはめる
- 息をたくさん吸い込む機会が多いこと(スポーツなど)は控える
いつまで飛んでくるかがわからない黄砂ですが、こちらのサイトでは黄砂情報をリアルタイムで発信してくれるのでブックマークしておくことをおススメします。
【2023黄砂】ピークはいつまで?
5月頃まで影響があるといわれている黄砂ですが、ピークは4月いっぱいであると考えられます。
また、2023年は黄砂が飛来してきているモンゴル南部や新疆ウイグル自治区南部の気温が例年より高いため、黄砂を抑制する植物の生育スピートが例年より早いことが予想されます。
もしかしたら5月までにはほとんど黄砂はおさまるかもしれませんね。
再度2023年5月22日に黄砂が飛来
2023年5月22日に再度「黄砂」がトレンド入り。
ネット上では黄砂の影響が相次いで報告されていて、影響が大きいことが発覚。
飛来シュミレーションによると、黄砂は2023年5月22日がピークで、23日正午以降から徐々に減っていくようです。

いつまで黄砂が飛んでくるの!と嫌になってしまいますね!

各地の時系列の黄砂シュミレーションはこちらからどうぞ!
【2023黄砂】洗濯物どうするべき?
黄砂の当たり年といわれている2023年は、この時期は黄砂情報を見つつも部屋干しすることをおススメします!
なぜかというと、洗濯ものを外干ししていると黄砂が洗濯物についてしまいます。
さらにその洗濯物から落ちた黄砂を私たちが吸い込んでしまうと、健康に影響を及ぼす可能性があるからです。

黄砂は有害物質PM2.5とほぼ同じ大きさで、スギ花粉の10分の1の大きさ。
簡単に洗濯ものに付着してしまい、また体内に入り込みやすいことから注意が必要です。
引用:YouTubeチャンネルより 2023黄砂はいつまで飛んでくる?
2023年の黄砂がピークの今、洗濯物の扱いにお困りの方は、ぜひこちらのサイトを参照してみてください!
まとめ
今回は「【2023黄砂】いつまで飛んでくる?ピークはいつで洗濯物どうするべき?」と題してお送りしました。
2023年は黄砂の当たり年ということもあり、黄砂の影響が大きいことが考えられます。
黄砂は例年3~5月が飛んでくる量が多くなり、4月現在がピーク真っ只中です。
黄砂は花粉の10分の1という小ささから洗濯物に付きやすく、また体内にも入り込みやすいので注意が必要です。